2016年2月16日火曜日

口腔と全身の健康を脅かす歯周病

昔は歯槽膿漏と言われていましたが、最近では歯周病もしくは歯周疾患などと呼ばれています。歯周病は、口の中に存在する歯周病原菌が歯と歯肉の間に入り込み、歯を支えている組織に炎症を引き起こし、病気が進行すると歯が抜けてしまう病気です。オートクレーブ

全身の健康を脅かす病気
近年の研究により、歯周病と全身疾患の関わりが明らかになりつつあります。心疾患、糖尿病などへの関連が指摘されているのです。つまり、歯周病は「お口の病気」だけにとどまらず、全身の健康を脅かす病気といえます。

歯周病の初期段階は自覚症状が少なく、歯周病になっても気付かずに、そのままにしてしまう方がほとんどです。しかし、症状は静かに進行し、歯ぐきが炎症を起こして腫れ上がり、出血も伴い、顎の骨が溶かされて歯がグラグラしてきます。この状態になるとすでに重症です。最悪の場合は歯が抜け落ちてしまうことに。

歯周病を予防するのに、最も効果的なのはブラッシングです。どのような形・サイズの歯ブラシを使うべきか、どのように磨けば磨き残しをなくせるか、歯科医師や衛生士の指導を受け、患者が自ら家庭で実践することが重要です。予防歯科では、衛生士による歯周病予防の指導を行っています。

2016年2月15日月曜日

四つの矯正治療の方法

ワイヤー矯正
ワイヤー矯正は、歯に「ブラケット」という装置を取り付け、そこにワイヤーをとおして少しずつ歯を動かしていく最もスタンダードな矯正法です。歯科用品

マウスピース矯正
マウスピース矯正は、透明で目立たない薄いマウスピースを一定期間装着し、それを順々に取り替えながら歯を少しずつ移動させる矯正法です。矯正治療でよく使用されるブラケットやワイヤーを装着しません。食事や歯磨きの際に自分自身で取り外すことができるので清潔に使用でき、治療の間も口元が目立ちませんが、1日20時間ほど装着しておくことが必要です。

裏側矯正
裏側矯正(舌側矯正)とは、通常、歯の表側に付ける矯正装置を歯の裏側に付けることで、矯正治療中であることを回りの人に気づかれずに行える治療です。 

部分矯正
部分矯正とはMTM・限局矯正とも呼ばれる矯正治療法で、1本または数本の歯列を整える治療法です。個人差がございますが、約3ヵ月~半年程度で治療を終えることができます。

2016年2月5日金曜日

歯周組織に起きる病気

歯周病とは、歯垢の中に存在する歯周病菌に歯周組織が感染するために起きるお口の病気です。オートクレーブ

歯周病の症状
歯みがきをすると歯ぐきから出血する
口の中がネバネバする
歯ぐきから膿が出る
歯がグラグラする

歯周病は全身の健康を脅かす病気
近年の研究により、歯周病と全身疾患の関わりが明らかになりつつあります。心疾患、糖尿病などへの関連が指摘されているのです。つまり、歯周病は「お口の病気」だけにとどまらず、全身の健康を脅かす病気といえます。

歯周病の対策はどうしたらよいのでしょうか?
歯周病は口の中にいる細菌の塊であるプラークと呼ばれているものが直接関わっています。 プラークが溜まらないように正しい歯ブラシの方法を覚えるのが大切です。 そして早期発見、早期治療が大切になってきます。

2016年2月3日水曜日

歯周病の知識について

歯周病はどんな病気か?
歯周病は歯を支えている歯肉や骨の病気です。中高年の人が歯を失う最大の原因がこの歯周病です。歯科用品

歯周病の原因は?
歯周病の原因は歯周病細菌です。この細菌は歯と歯茎の隙間に多く存在して毒素を出すので歯茎とその中の骨にダメージを与えます。歯に全く虫歯などなくても歯を支えることができなくなり最後は抜けてしまいます。

喫煙と歯周病との関係は?
タバコの中に含まれるニコチンは血管を収縮させる作用があり、代謝を妨げ、細菌の攻撃による炎症などからの回復を遅らせてしまうと考えられるのです。歯周病だと診断された方で、歯をできるだけ失いたくない方は、是非禁煙に取り組まれて下さい。禁煙されるとその効果は確実に実感できます。

PMTCと歯周病の予防
専用機器を使ったプロによる歯のクリーニング。毎日のブラッシングでは落としきれないプラークを除去します。歯と歯の間、歯と歯ぐきの間など、細かい部分の汚れもすっきり落とすことができ、ツルツルの歯になります。PMTCは歯周病の予防に役に立ちます。

2016年2月2日火曜日

歯肉や歯槽骨を破壊するする歯周病

歯周病は、歯の表面に付着した歯垢が原因で起こる病気です。歯垢はお口の中の細菌の塊で、食べカスを栄養源として毒素を出します。その毒素が歯肉や歯を支える歯槽骨などを破壊していきます。オートクレーブ

症状
主に、歯がむず痒い、歯と歯肉の境目が腫れる、歯磨きの際に出血がみられる、歯肉から膿が出る、口臭やお口のネバつきが気になる、食べ物が噛みづらくなるといった症状がみられます。初めは小さな変化でも、気が付くと大きな症状まで進行してしまうことが多い病気です。

歯周病の予防
歯周病の直接的な原因はプラーク(歯垢)です。つまり、歯周病を予防するための基本的な対策は日々のブラッシングになりますが、それだけでは不十分。特に異変を感じなくても定期的に歯科医院に通ってメインテナンスを受けることが重要です。

PMTC
PMTCとは、歯科医院で行う歯のクリーニングのことです。日々のブラッシングでは落としきれない汚れをきれいに落とします

2016年2月1日月曜日

歯周病に関するいろいろ質問

歯周病とは?
歯周病は、歯垢が歯と歯肉の間に挟まる事で炎症を引き起こし、骨を溶かし最終的には歯が抜け落ちてしまう怖い病気で、日本人の約80%がかかっていると言われ、虫歯のない方でも進行している方が多いです。オートクレーブ

歯周ポケット検査とは?
歯周病になると歯と歯ぐきの間にある隙間「歯周ポケット」が深くなっていきます。専用の器具を用いて歯周ポケットの深さを調べ、歯周病の進行具合を確認します。

歯周病の症状はなんですか?
歯周病の初期段階は自覚症状が少なく、歯周病になっても気付かずに、そのままにしてしまう方がほとんどです。しかし、症状は静かに進行し、歯ぐきが炎症を起こして腫れ上がり、出血も伴い、顎の骨が溶かされて歯がグラグラしてきます。この状態になるとすでに重症です。最悪の場合は歯が抜け落ちてしまうことに。

歯周病はどうやって治すのでしょうか?
歯周病が進行して溶けてしまった骨は戻すことができません。とにかく症状を悪化させないようにすることが大事です。歯周病の原因は歯垢です。歯周病になってしまった際には、根源である「歯垢=細菌」をいかに減らしていくかが重要なポイントです。細菌を減らすためには、まずご自身の毎日のブラッシングによって、今以上に細菌を増やさないことが大切です。