2016年10月31日月曜日

歯槽骨を破壊する歯周病についての問題

歯周病の原因はなんですか?
歯と歯の間や歯と歯茎の間に食べ物のカスが残っていると、それを栄養源として細菌が増殖し、歯垢(プラーク)という細菌の塊が歯の表面にへばりつきます。これを放っておくとプラークは石のように硬い歯石になり、さらにプラークがつきやすくなります。プラークの中の歯周病菌が歯茎に炎症を起こし、歯周ポケットをつくります。歯周病菌は空気を嫌う菌なので、空気の少ない歯周ポケットに集まります。炎症がすすんでポケットが深くなると顎の骨の一部である歯槽骨が破壊され始めます。パルスオキシメーター

歯周病のセルフチェックをしてみたいのですが?
次の項目をチェックしてみましょう。
歯ぐきが赤くブヨブヨしている。
歯を磨くと血が出ることがある。
人から口が臭いと言われたことがある。
硬いものが食べにくくなってきた。
歯がぐらつく。
歯が長くなった気がする。
歯を磨かない日がある。
糖尿病にかかっている。
これらの項目のうち3つ以上、当てはまるようでしたら歯周病の疑いがあります。

歯周病ってどうすれば予防できるのですか?
歯周病の主な原因はプラークですので、プラークを確実に取り除くこと(プラークコントロール)が大切です。プラークコントロールの基本は毎日の歯みがきです。まずは自分に合ったプラークコントロールを歯科医院で教わりましょう。また歯周病には生活習慣が関係しています。栄養バランスのとれた規則正しい食生活を心がけるとともに、体の免疫力を低下させないために禁煙やストレス解消も効果的です。3カ月~半年に1度は歯科医院で定期健診を受けて、歯周病を予防しましょう。歯科用ユニット

2016年10月28日金曜日

歯茎や骨、歯槽・歯根膜などの歯周組織を破壊する病気

歯周病は口腔内の細菌(原因菌)によって引き起こされる感染症です。また昨今では、生活習慣病として位置づけられ、若年層の中でも歯周病を発症する人が増加しています。しかし、感染してる当人には自覚症状が少ないため、本人が気づく頃にはかなり深刻な症状になっているケースが多く見られます。細菌の攻撃に対する抵抗力(免疫力)が低下していたり、細菌の活動性が、歯周病に感染している人の免疫力よりも上回ると、病状は進行し、歯茎や骨、歯槽・歯根膜などの歯周組織を破壊していきます。生体情報モニター

持病不規則な生活習慣と歯周病の関係
持病
「全身疾患があると歯周病になりやすい」と言われています。特に糖尿病はその代表例です。それとは逆に、最近では、歯周病が原因となってさまざまな病気を引き起こすこともわかってきています。

不規則な生活習慣
生活習慣病の代表的とも言える寝不足やストレスは、歯周病においても悪影響を及ぼします。とはいっても、定着している生活パターンはなかなかすぐに変えられないものです。生活を大きく変えるのではなく、まずは、夜早く寝るように意識する、タバコの量を減らすなど、ちょっとしたことから改善してみましょう。パルスオキシメーター

歯周病の進み方
歯と歯茎の間の溝にプラークがたまる。(軽度)
プラークが歯石となり炎症が進み
さらに骨が溶け、歯が動きだし、歯茎が腫れてくる。(重度)

歯周病を予防するには、早期発見、早期治療が一番重要です。 少なくとも3ヶ月~半年に1度定期健診を受けることをお勧めいたします。まずは現状を知るために医院で検査を受けることをお勧めいたします。また、歯周病は発生しやすい病気です。治療終了後も定期健診などの定期的なケアがとても大切です。

2016年10月26日水曜日

歯周病になると歯周病菌が根の周りの骨を溶かしてしまいます

歯周病は昔は歯槽膿漏と呼ばれていました。今でもこれを別の病気と思っておられる方がいるようですが、同じことです。歯周病は歯周病菌が引き起こす病気です。元来健康な状態では 歯の根の周りにはしっかりした骨(歯槽骨)があり歯を支えていますが、歯周病になると歯周病菌が根の周りの骨を溶かしてしまいます。ひどくなると歯はグラグラになってしまい十分咀嚼することができなくなります。しかも無自覚に進行してしまうことがほとんどで、日本人の8割が歯周病にり患しているといわれています。「自分は大丈夫!」自信過剰は大敵です生体情報モニター

簡単に話をすれば、歯周病とは歯を支えている骨が知らない内に痛みもほとんどなく破壊される恐い病気です。まず、簡単に自分でできる歯周病のチェックポイントは?
リンゴをかじると血が出る事がある
歯を磨いたとき出血する事がある
歯肉が赤く腫れている 
口臭がする
口の中がネバネバする
歯がぐらぐらする
食物が歯の間に挟まりやすい
歯が長く伸びた感じがする
歯がしみる
歯肉が時々はれる
歯肉がむずがゆい
これらの中で、3つ以上あてはまる人は要注意です。
パルスオキシメーター

歯周病の治療
歯周病が進行して溶けてしまった骨は戻すことができません。とにかく症状を悪化させないようにすることが大事です。歯周病の原因は歯垢です。歯周病になってしまった際には、根源である「歯垢=細菌」をいかに減らしていくかが重要なポイントです。細菌を減らすためには、まずご自身の毎日のブラッシングによって、今以上に細菌を増やさないことが大切です。

2016年10月25日火曜日

歯や歯ぐきの健康は口の中だけでなく全身と関係しています

歯周病は歯と歯ぐきの境目に細菌が入り、歯ぐきや歯を支えている骨などを破壊してしまう病気です。放置すると歯が抜けてしまうばかりでなく、全身の健康にも深刻な影響を及ぼす恐れがあります。

歯や歯ぐきの健康は口の中だけでなく全身と関係しています。口の中には何百種類という細菌が生息していますが、口から体の中に入り込むと様々な病気を引き起こすことがあります。たとえば心臓病、肺炎、糖尿病、早産などです。オートクレーブ

肺炎 
歯周病菌が肺に感染し、肺炎になることがあります。

心臓病 
重症になると歯周病菌による炎症から血栓(血の固まり)ができやすくなるため、動脈硬化を招き心筋梗塞や狭心症などを引き起こすことがあります。また心臓の内側にある心内膜の炎症を引き起こし、細菌性心内膜になる場合もあります。

糖尿病 
歯周病が糖尿病を引く起こすのではなく、糖尿病の患者さんが歯周病にかかっていると血糖コントロールが難しくなり、さらに悪化してしまう可能性があります。

早産 
歯周病菌による口腔内の炎症が胎児の成長にえいきょうし早産を引き起こすことがあります。歯周病の妊婦は、歯周病でない妊婦と比べて、早産や未熟児を出産する確率が7倍にもなるといわれています。超音波スケーラー

予防
歯周病の主な原因はプラークですので、プラークを確実に取り除くこと(プラークコントロール)が大切です。プラークコントロールの基本は毎日の歯みがきです。まずは自分に合ったプラークコントロールを歯科医院で教わりましょう。また歯周病には生活習慣が関係しています。栄養バランスのとれた規則正しい食生活を心がけるとともに、体の免疫力を低下させないために禁煙やストレス解消も効果的です。3カ月~半年に1度は歯科医院で定期健診を受けて、歯周病を予防しましょう

2016年10月24日月曜日

歯周病の予防はどうすればよいのですか 

歯周病とは、歯に付着した細菌性プラークによって引き起こされる感染症です。歯肉(歯茎)に限局した(歯肉のみが炎症を起こした)ものが歯肉炎といいます。また、歯を支えている骨にまで影響を及ぼし、骨が溶けている(吸収)状態のものを歯周炎といい、現代人の多くは少なからず歯周炎になっています。エアーモーター

歯肉炎 
歯肉溝にプラークが溜まり、歯茎だけに炎症が起きている状態。 まだ、歯根膜・セメント質・歯槽骨の破壊ははじまっていません。

軽度歯周炎 
歯根の3分の1程度の深さまで破壊されている状態。すでに、歯槽骨が失われはじめています。 軽度とはいえ歯周炎になっているので、すでに歯槽骨が失われはじめています。ブラッシング時の出血などで気づくことが多いです。生体情報モニター


中等度歯周炎 
歯根の3分の2程度の深さまで破壊されている状態。歯槽骨が失われているために、歯のグラつきがはじまります。歯が長くなり歯間部の隙間が広がって見えます。

重度歯周炎 
歯槽骨が大きく失われ、すでに歯はグラグラ。食べるときにも支障がでる。口臭もひどくなります。歯茎が腫れて痛んだり、ポロリと歯が取れてしまうことがあり、治療をしても歯を救えない場合もある。

歯周病の予防はどうすればよいのですか?
食べたらみがくという習慣をつけることが大事です。その際、正しいブラッシングでプラークを取り除き、歯周ポケットをつくらないようにします。また、不規則な食生活、偏食、喫煙などの生活習慣を改善することで抵抗力が高まり歯周病の悪化を防ぐことができます。

2016年10月21日金曜日

歯垢や歯石の中にいる細菌によって引き起こされる病気

歯周病とは、歯の歯肉に近い部分についた歯垢(プラーク)や歯石の中にいる細菌によって引き起こされる病気です。歯と歯肉の境目についた歯垢や歯石から、歯の根にそって歯周病菌が入り込み、歯を支えているまわりの組織をじわじわと壊していき、 最悪の場合、歯が抜けてしまいます。エアーモーター

危険信号は?
毎日の歯磨きで出血する
歯肉が赤く腫れている
口臭が続いていて気になる
何となくどこか、痛い・かゆい・不快だと感じる
歯がぐらつく
歯が伸びてきた
歯の位置が移動してきた
こんな症状のあるかたは要注意です。

歯周病は最初、痛みを伴わずに進行していきます
ほとんどの人は、歯肉から血が出る。腫れた。といった自覚症状を感じてからはじめて来院されますが、このような症状があるときは、かなり進行した状態です。歯周病は歯磨きでは防げません。毎日の歯磨きをしていれば歯垢の除去はある程度可能ですが、歯石の除去は歯ブラシではできません。超音波スケーラー

歯周病を予防するためには、何よりもまずプラークコントロールが不可欠です。歯の周辺に付着したプラーク(歯垢)を除去し、細菌を減らすことで歯周病の進行を食い止めることができます。歯の上側の歯垢は、ご自身の毎日のブラッシングによって取り除くことができますが、歯肉の内側深く入り込んだ歯垢はご自身で除去できないため、歯科医院で清掃を行う必要があります。ご自身と歯科医院の相互の取り組みによって、歯周病を予防していきます。

2016年10月19日水曜日

歯周病は、自覚症状がないため、発見が遅れることが多い

最近テレビのCM等でよく聞く歯周病。歯周病とは一体どの様な病気なのでしょうか?歯周病は歯を支える骨(歯槽骨)が溶ける病気です。主な原因がプラーク(歯垢)、歯石です。成人の8割の人が歯周病に罹っていると言われ、生活習慣病の一つとして捉えられています。歯周病は、自覚症状がないため、発見が遅れることが多く、気付いたら手遅れになる怖い病気なのです。生体情報モニター

歯周病の進み方
.歯と歯茎の間の溝にプラークがたまる。(軽度)
.プラークが歯石となり炎症が進み、徐々に骨をに溶かす。
.さらに骨が溶け、歯が動きだし、歯茎が腫れてくる。(重度)

歯周病の原因は?
プラーク
歯周病の1番の直接的な原因はプラークです。プラークとは、虫歯菌や歯周病菌をはじめとするさまざまな微生物のかたまりで、プラーク1㎎のなかに約1億個の微生物がいるといわれております。パルスオキシメーター

歯石
通常の歯磨きではとれません。この歯石の上にどんどんプラークがたまります。

タバコ
タバコを吸っている人は血流が悪くなり、歯周病が進みやすく、炎症がおきてしまうとなおりづらく、プラークもつきやすくなり、歯肉の色も黒ずんできます。

糖尿病
身体の抵抗力が低下するため、歯周病も急速に悪化させるといわれています。その他、ストレスや妊娠・更年期、食生活、噛み合わせなど様々な要因があります。

歯周病を予防するためには、何よりもまずプラークコントロールが不可欠です。歯の周辺に付着したプラーク(歯垢)を除去し、細菌を減らすことで歯周病の進行を食い止めることができます。歯の上側の歯垢は、ご自身の毎日のブラッシングによって取り除くことができますが、歯肉の内側深く入り込んだ歯垢はご自身で除去できないため、歯科医院で清掃を行う必要があります。ご自身と歯科医院の相互の取り組みによって、歯周病を予防していきます。

2016年10月18日火曜日

すてきな笑顔を手に入れて、もっと明るく充実した生活を始めてみませんか

美しい笑顔、凛々しい笑顔って素敵ですよね?すてきな笑顔を手に入れて、もっと明るく充実した生活を始めてみませんか?一般的なお口の機能の改善を目的とした治療だけでなく、歯や歯並びなどの美しさを追及する治療が審美歯科です。エアーモーター

ラミネートベニア
歯の表面を薄く削り、セラミック製の板を貼りつける治療法です。短期間で歯の見た目を白くできるほか、軽い歯並びの乱れなら、貼りつける板の大きさを調整することで目立たなくできます。ただし、使っているうちに板が外れたり割れたりすることがあります。


オールセラミック
陶器の一種であるセラミックだけで作られた被せ物や義歯です。セラミックは、天然の歯と同じような透明感があって、変色もしにくい素材です。金属を使っていないので、金属アレルギーを起こす心配もありません。ハンドピース

メタルボンド
金属の外側にセラミックを貼り付けた被せ物です。オールセラミックには劣りますが、白くてキレイな見た目に加え強度もあります。しかし金属を使用しているため、金属が溶け出して歯肉や歯が変色する場合があります。そのため、前歯よりも強度が必要な奥歯などに適しています。

ハイブリッドセラミック
セラミックとレジンを混ぜ合わせた素材を使った詰め物や被せ物です。セラミックと比べて少し色調は劣りますが、審美性は高く、比較的安価な治療なので人気があります。また、素材が柔らかいため周囲の歯に負担をかけません。

2016年10月17日月曜日

成人の約80%が歯周病の患者か、その予備軍であるという統計結果が出ています

日本人が歯を失う原因の第1位は歯周病と言われ、成人の約80%が歯周病の患者か、その予備軍であるという統計結果が出ています。そのため、歯周病は「国民病」とも呼ばれているのです。「歯がグラグラしたり」「歯ぐきから出血したり」する場合、歯周病が疑われます。さらに進行すると、歯が抜け落ちてしまう可能性もあるのです。パルスオキシメーター

歯周病の原因は?
プラーク
歯周病の1番の直接的な原因はプラークです。プラークとは、虫歯菌や歯周病菌をはじめとするさまざまな微生物のかたまりで、プラーク1㎎のなかに約1億個の微生物がいるといわれております。超音波スケーラー

歯石
通常の歯磨きではとれません。この歯石の上にどんどんプラークがたまります。


タバコ
タバコを吸っている人は血流が悪くなり、歯周病が進みやすく、炎症がおきてしまうとなおりづらく、プラークもつきやすくなり、歯肉の色も黒ずんできます。

糖尿病
身体の抵抗力が低下するため、歯周病も急速に悪化させるといわれています。その他、ストレスや妊娠・更年期、食生活、噛み合わせなど様々な要因があります。

歯周病の対策
歯周病の主な原因はプラークですので、プラークを確実に取り除くこと(プラークコントロール)が大切です。プラークコントロールの基本は毎日の歯みがきです。まずは自分に合ったプラークコントロールを歯科医院で教わりましょう。また歯周病には生活習慣が関係しています。栄養バランスのとれた規則正しい食生活を心がけるとともに、体の免疫力を低下させないために禁煙やストレス解消も効果的です。3カ月~半年に1度は歯科医院で定期健診を受けて、歯周病を予防しましょう

2016年10月14日金曜日

歯周病検査を定期的に受ける事が大切です

歯周病は、日本人の成人の80%が感染しているという報告もあります。歯周病の主な原因は、お口の中にいる細菌で、うがいだけでは除去する事が出来ません。また、きちんとブラッシングが出来ていないと、歯垢や歯石が溜まり、その中にいる細菌が繁殖して歯肉に炎症をおこし、進行が進むと歯を支えている骨まで溶かしてしまい、放っておくと歯が抜けてしまう怖い病気です。しかも、痛みがないので、初期段階であれば、自覚症状が殆どありません。「歯肉が腫れている」、「歯ぐきから出血する」というような自覚症状が出た時には、歯周病が既に進行しているケースが少なくありませんので、「自分は大丈夫」と考えず、歯周病検査を定期的に受ける事が大切です。ハンドピース

歯周病の進行度合い
歯周病は、歯肉炎軽度歯周病中度歯周病重度歯周病と進んで行きます。初期段階であれば、歯石や歯垢を綺麗に取り除く事で、ほとんど治りますが、症状が重くなると、歯石除去だけでは治らず、場合によっては外科的な処置を行う事があります。

歯肉炎から中度歯周病基本的な歯周病治療
歯周病はプラーク(歯垢)や歯石が原因で起こります。しっかりと取り除くことで歯周病を治療していきます。主に、下記のような治療を行うと、中度歯周病の方は、治癒させる事が可能です。超音波スケーラー

ブラッシング指導
歯周病の予防や治療には、日々のプラークコントロールが重要です。しっかりと磨いているつもりでも、磨き残しや、磨き癖があり、正しくブラッシングが出来ていない場合もあります。患者さん、お一人お一人に合せたブラッシング方法をご案内いたします。

歯のクリーニング(PMTC
歯ブラシでは取り除く事ができない汚れを、歯科医師や歯科衛生士が専用の器具を使い、隅々まで汚れを取り除き、歯周病の細菌の繁殖を防ぎます。

スケーリング&ルート・プレーニング
超音波スケーラーや、手用スケーラーなどの器具を使用して、歯周ポケットの中から、汚れや歯垢、歯石を取り除きます。歯周ポケットの中を綺麗にすることで、歯周病菌の繁殖をおさえ歯周病の予防と、進行抑制を図ります。

2016年10月13日木曜日

いつまでも健康な歯を保ちましょう

いま、日本では「痛くなってからの歯科治療」から「痛くなる前の予防歯科」へ変えていこうという動きがあります。虫歯は治療すれば痛みはなくなりますが、削ってしまった歯は元に戻りません。また、治療を繰り返してしまえば歯はどんどん削られていき、最後には抜髄や抜歯に至るおそれも出てきます。自分の歯を守れるのは自分しかいません。毎食後のブラッシングはもちろん、歯科医院で予防歯科のプロケアを受けて、いつまでも健康な歯を保ちましょう。歯科材料

「歯」を失った状態を想像してください。食べ物を噛むことができませんし、正しい発音で会話することもできません。とても不自由な生活を強いられてしまいますが、最大の原因は、歯周病と言われています。歯周病はむし歯以上に自覚症状に乏しく、異変に気付いたときには症状が進行しているケースが多いのです。しかも、大人の8割がかかるというデータもあるほど、ありふれた病気。定期検診を受けて予防することが、何にも勝るといえるでしょう。オートクレーブ

歯周病は口腔内だけでなく、全身にも悪影響を及ぼします。口腔内にひそむ歯周病菌は血液を介して全身に巡り、心臓病や肺炎を引き起こしたり、糖尿病を悪化させたりする場合があります。また、妊娠中は歯周病が発生・進行しやすく、お腹のなかの赤ちゃんに悪影響を及ぼす可能性があるので、特に注意が必要です。

歯周病を予防するには、早期発見、早期治療が一番重要です。 少なくとも3ヶ月~半年に1度定期健診を受けることをお勧めいたします。まずは現状を知るために医院で検査を受けることをお勧めいたします。また、歯周病は発生しやすい病気です。治療終了後も定期健診などの定期的なケアがとても大切です。

2016年10月12日水曜日

最終的に歯を失う歯周病

近年、厚生労働省の調査によると、「成人の約7割が歯周病に感染している」という報告があります。40才以上では5人中4人は歯周病にかかっていると言われ、もはや歯周病は国民病といえるのかも知れません。歯周病は歯垢が石灰化して歯石に変わると、歯と歯ぐきの間に歯周ポケットと呼ばれる溝ができ、その中に細菌が溜まり始めます。歯ぐきが炎症を起こし、歯周ポケットの奥深くまで広がると、歯根膜や歯槽骨が細菌によって溶かされ、歯を支えきれなくなってきます。治療をせずに放置しておくと、最終的に歯を失います。口腔内カメラ

歯周病は自覚症状がないため、知らないうちに症状が悪化しやすい病気です。歯そのものを失ってしまう患者さんも少なくありません。また、体全体の健康にも悪影響を及ぼすことが、さまざまな研究で報告されています。

誤嚥性肺炎
ご高齢の方や寝たきりの方など、抵抗力が落ちていると大量の歯周病菌が発生します。食べ物を誤嚥した際に歯周病菌が肺の中に入ることで、肺炎を起こすリスクが高まります。

糖尿病
糖尿病の人は特に歯周病に対する抵抗力が弱く、歯周病に感染しやすく進行も早いと言われています。歯周病菌は糖代謝のコントロールに悪影響を及ぼすため、糖尿病で最も大切な血糖値のコントロールを難しくさせてしまいます。オートクレーブ

歯周病ってどうすれば予防できるのですか?
歯周病の主な原因はプラークですので、プラークを確実に取り除くこと(プラークコントロール)が大切です。プラークコントロールの基本は毎日の歯みがきです。まずは自分に合ったプラークコントロールを歯科医院で教わりましょう。また歯周病には生活習慣が関係しています。栄養バランスのとれた規則正しい食生活を心がけるとともに、体の免疫力を低下させないために禁煙やストレス解消も効果的です。3カ月~半年に1度は歯科医院で定期健診を受けて、歯周病を予防しましょう

2016年10月11日火曜日

歯が溶かされる病気

虫歯とは、細菌が糖を利用して「酸」を作り、その酸によって歯が溶かされる病気です。(糖は砂糖だけではなく、ご飯やパンなど、非常に多くの食品に含まれています)
C0【ごく初期のむし歯】
歯の表面のエナメル質が溶けはじめ、白く濁っている状態。まだ歯に穴はあいておらず、痛みなどの自覚症状はありません。
C1【エナメル質のむし歯】
歯の表面のエナメル質が溶け、黒ずんでいる状態。冷たいものがしみることがありますが、まだ痛みはありません。
C2【象牙質のむし歯】
エナメル質の内側にある象牙質までむし歯が進行した状態。冷たいものや甘いものがしみるようになり、ときどき痛むこともあります。
C3【神経まで達したむし歯】
神経までむし歯が進行した状態。熱いものがしみるようになるほか、何もしていなくてもズキズキと激しく痛むようになります。
C4【歯根まで達したむし歯】
歯の大部分が溶けてなくなり、歯根までむし歯に冒された状態。神経が死に、痛みはなくなりますが、歯根部に膿がたまると再び痛みが出ます。ハンドピース

虫歯の原因は歯垢(プラーク)の中に居る、ミュータンス菌などの細菌です。ですから、歯垢が100%除去されていれば、虫歯には絶対なりません。しかし、それは不可能な事です。また、歯垢を除去するには、特殊な薬を付ければ化学的にとれてしまうというような物はありません。機械的に除去するしかないのです。

ブラッシング指導
歯並びや歯の形などに合わせて適切なブラッシングの仕方をレクチャーします。自分にぴったりのブラッシング法を身につけて、お口の健康を守りましょう。

PMTC
毎日すみずみまで磨いているつもりでも、どうしても歯ブラシの届きにくい部分、 汚れがたまりやすい場所ができてしまいます。この部分のお掃除を専用の機械を使って徹底的に行うのがPMTCです。PMTCは虫歯の予防に有効です。

2016年10月7日金曜日

虫歯にならないために定期的な点検での早期発見、治療が必要

皆さんは、歯の健康をきちんと守っているでしょうか。 虫歯というと、歯が痛くなってから来院される方がほとんどですが、実は痛みがなくても虫歯になっていることがあるのです。 虫歯が進行してしまうと、歯を失ってしまうことも中にはあるのです。食べ物を食べると残りかすが歯につくためその残りかすが、中にある糖分を細菌が分解し て歯垢を作り、 その歯垢が酸を作り出して歯を溶かしてしまいます。これがむし歯の始まりなのです。 ですから、虫歯にならないためにも日々の歯磨きはもちろんのこと定期的な点検での早期発見、治療が必要です。ハンドピース

C1
虫歯の初期症状。歯の表面だけ溶け始めた状態です。痛みはありません。

C2
歯の表面(エナメル質)でなくその下の歯の部分(象牙質)まで溶け始めてきた状態です。冷たいものがしみたり甘いもので痛みを感じたりします。歯科材料

C3
虫歯が神経まで達した状態です。皆さんが歯が痛くて歯医者に行く場合はこの状態が多いです。ズキズキと痛んだり、食事時にかんでいても痛んだりします。

C4
虫歯の末期症状です。歯が歯の根だけ残った状態です。強く痛んだり歯ぐきが化膿して腫れたりします。放置しておくと顎の骨も腐って溶けたりします。

虫歯を放置すると
痛みはどんどん激しくなってきます
治療の難易度が高くなります
通院回数が増えます
治療にかかる時間がながくなります
治療費がかさみます
抜歯のリスクが高まります
口腔内だけでなく全身に問題が起こる場合があります