2016年10月24日月曜日

歯周病の予防はどうすればよいのですか 

歯周病とは、歯に付着した細菌性プラークによって引き起こされる感染症です。歯肉(歯茎)に限局した(歯肉のみが炎症を起こした)ものが歯肉炎といいます。また、歯を支えている骨にまで影響を及ぼし、骨が溶けている(吸収)状態のものを歯周炎といい、現代人の多くは少なからず歯周炎になっています。エアーモーター

歯肉炎 
歯肉溝にプラークが溜まり、歯茎だけに炎症が起きている状態。 まだ、歯根膜・セメント質・歯槽骨の破壊ははじまっていません。

軽度歯周炎 
歯根の3分の1程度の深さまで破壊されている状態。すでに、歯槽骨が失われはじめています。 軽度とはいえ歯周炎になっているので、すでに歯槽骨が失われはじめています。ブラッシング時の出血などで気づくことが多いです。生体情報モニター


中等度歯周炎 
歯根の3分の2程度の深さまで破壊されている状態。歯槽骨が失われているために、歯のグラつきがはじまります。歯が長くなり歯間部の隙間が広がって見えます。

重度歯周炎 
歯槽骨が大きく失われ、すでに歯はグラグラ。食べるときにも支障がでる。口臭もひどくなります。歯茎が腫れて痛んだり、ポロリと歯が取れてしまうことがあり、治療をしても歯を救えない場合もある。

歯周病の予防はどうすればよいのですか?
食べたらみがくという習慣をつけることが大事です。その際、正しいブラッシングでプラークを取り除き、歯周ポケットをつくらないようにします。また、不規則な食生活、偏食、喫煙などの生活習慣を改善することで抵抗力が高まり歯周病の悪化を防ぐことができます。

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