2016年10月25日火曜日

歯や歯ぐきの健康は口の中だけでなく全身と関係しています

歯周病は歯と歯ぐきの境目に細菌が入り、歯ぐきや歯を支えている骨などを破壊してしまう病気です。放置すると歯が抜けてしまうばかりでなく、全身の健康にも深刻な影響を及ぼす恐れがあります。

歯や歯ぐきの健康は口の中だけでなく全身と関係しています。口の中には何百種類という細菌が生息していますが、口から体の中に入り込むと様々な病気を引き起こすことがあります。たとえば心臓病、肺炎、糖尿病、早産などです。オートクレーブ

肺炎 
歯周病菌が肺に感染し、肺炎になることがあります。

心臓病 
重症になると歯周病菌による炎症から血栓(血の固まり)ができやすくなるため、動脈硬化を招き心筋梗塞や狭心症などを引き起こすことがあります。また心臓の内側にある心内膜の炎症を引き起こし、細菌性心内膜になる場合もあります。

糖尿病 
歯周病が糖尿病を引く起こすのではなく、糖尿病の患者さんが歯周病にかかっていると血糖コントロールが難しくなり、さらに悪化してしまう可能性があります。

早産 
歯周病菌による口腔内の炎症が胎児の成長にえいきょうし早産を引き起こすことがあります。歯周病の妊婦は、歯周病でない妊婦と比べて、早産や未熟児を出産する確率が7倍にもなるといわれています。超音波スケーラー

予防
歯周病の主な原因はプラークですので、プラークを確実に取り除くこと(プラークコントロール)が大切です。プラークコントロールの基本は毎日の歯みがきです。まずは自分に合ったプラークコントロールを歯科医院で教わりましょう。また歯周病には生活習慣が関係しています。栄養バランスのとれた規則正しい食生活を心がけるとともに、体の免疫力を低下させないために禁煙やストレス解消も効果的です。3カ月~半年に1度は歯科医院で定期健診を受けて、歯周病を予防しましょう

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