2018年5月31日木曜日

一番大切な事は、日頃のホームケア(歯磨き)です

歯と歯茎の間にある「歯周ポケット」のお掃除が行き届いていないと、そこで細菌が繁殖して歯茎が炎症し、腫れたり出血したりしてしまいます。
そして、さらに進行すると歯周ポケットはどんどん深くなり、やがて歯を支えている骨(歯槽骨)が細菌によって溶かされ、歯を失ってしまいます。これが歯周病と呼ばれる病気で、大人になったらすべての方が歯周病の予防・ケアをしていく必要があります。
歯周病の原因
お口の中には数百種類もの細菌が住んでおり、歯磨きが不十分であったり、体調が悪くなって免疫力が低下したりすると、お口の中にプラーク(歯垢)と呼ばれる細菌の塊が作られます。なんと、たった1mgのプラークには10億もの細菌が含まれており、これが虫歯や歯周病の原因になり、歯周病の場合は骨まで溶かしてしまいます。さらに、プラークはやがて固まって歯石となり、歯磨きだけでは取れなくなってしまいます。

1.ブラッシング指導
一番大切な事は、日頃のホームケア(歯磨き)です。
歯周溝にプラークが溜まってしまうと自分ではなかなか落とせないので、歯につき始めたプラークをしっかり落とす事が大切になってきます。
歯磨きの際は、現状のブラッシングでどこが磨けていないのかをよく理解して頂いた上でご自分に合ったブラッシングの方法を学んでいただきます。日頃のブラッシングによるプラークコントロールこそが歯周病治療の第一歩です。
2.スケーリング・ルートプレーニング
歯石は歯面に付着したプラークに唾液中のリン、カルシウムが混じって石灰化したもので、表面は粗造でプラークが更に付着しやすいような構造をしており、歯に強固に付着しています。そして強い病原性を持っています。
スケーリングでは主に、超音波スケーラーやキュレットスケーラーを使用して取り除き、歯の表面、根面をつるつるの状態にし、プラークが付着しにくい状態にします。

3.歯周組織再生誘導
歯周病によって破壊された骨は通常再生することはありませんが、ゴアテックスやコラーゲンなどの膜を貼り付けたりエナメルマトリックスと呼ばれるたんぱく質を塗布することで、歯周組織の再生を促進させることができます。これは骨も再生できる最新治療で、手術により元の健康な状態と同じ構造で組織を回復させる事ができます。

この虫歯菌が食べ物のなかの砂糖を栄養に、歯の表面にネバネバした物をつくります

歯と歯茎の間にある「歯周ポケット」のお掃除が行き届いていないと、そこで細菌が繁殖して歯茎が炎症し、腫れたり出血したりしてしまいます。
そして、さらに進行すると歯周ポケットはどんどん深くなり、やがて歯を支えている骨(歯槽骨)が細菌によって溶かされ、歯を失ってしまいます。これが歯周病と呼ばれる病気で、大人になったらすべての方が歯周病の予防・ケアをしていく必要があります。

歯周病セルフチェック項目
以下の症状に当てはまる方は、歯周病の可能性があります。
歯がムズかゆい
歯と歯茎の接しているところが赤く腫れている
歯を磨く時、歯茎から血が出る
歯茎から膿が出る
口臭が気になる
唾液がネバネバする
朝起きたとき、口の中がネバネバする
食べ物が噛みづらい
 歯周病の原因
お口の中には数百種類もの細菌が住んでおり、歯磨きが不十分であったり、体調が悪くなって免疫力が低下したりすると、お口の中にプラーク(歯垢)と呼ばれる細菌の塊が作られます。なんと、たった1mgのプラークには10億もの細菌が含まれており、これが虫歯や歯周病の原因になり、歯周病の場合は骨まで溶かしてしまいます。さらに、プラークはやがて固まって歯石となり、歯磨きだけでは取れなくなってしまいます。
メンテナンス
定期的にお口の中の状態を確認して、プラークや歯石を除去することで、歯周病を防ぎます。歯磨きを頑張っていても、どうしても磨き残しや、歯ブラシでは落ちない汚れはあります。歯周病が知らない間に進行して歯を失ってしまうことがないよう、必ず定期的なメンテナンスを続けていきましょう。口腔内には、たくさんの細菌がいます。その中のミュータンス菌、ラクトバシラス菌が虫歯(う蝕)の原因と言われています。

この虫歯菌が食べ物のなかの砂糖を栄養に、歯の表面にネバネバした物をつくります。そのネバネバした物の中に虫歯菌や他の細菌が住み着き、どんどん増えていきます。これが歯垢(プラーク)といわれるものです。歯垢中の虫歯菌は食べ物の中の「糖」を材料にして「酸」を作り、次第に歯の表面のエナメル質を溶かしはじめます。そして進行し穴となり虫歯となります。

大人になったらすべての方が歯周病の予防・ケアをしていく必要があります

歯と歯茎の間にある「歯周ポケット」のお掃除が行き届いていないと、そこで細菌が繁殖して歯茎が炎症し、腫れたり出血したりしてしまいます。
そして、さらに進行すると歯周ポケットはどんどん深くなり、やがて歯を支えている骨(歯槽骨)が細菌によって溶かされ、歯を失ってしまいます。これが歯周病と呼ばれる病気で、大人になったらすべての方が歯周病の予防・ケアをしていく必要があります。

歯周病セルフチェック項目
以下の症状に当てはまる方は、歯周病の可能性があります。
歯がムズかゆい
歯と歯茎の接しているところが赤く腫れている
歯を磨く時、歯茎から血が出る
歯茎から膿が出る
口臭が気になる
唾液がネバネバする
朝起きたとき、口の中がネバネバする
食べ物が噛みづらい
 歯周病の原因
お口の中には数百種類もの細菌が住んでおり、歯磨きが不十分であったり、体調が悪くなって免疫力が低下したりすると、お口の中にプラーク(歯垢)と呼ばれる細菌の塊が作られます。なんと、たった1mgのプラークには10億もの細菌が含まれており、これが虫歯や歯周病の原因になり、歯周病の場合は骨まで溶かしてしまいます。さらに、プラークはやがて固まって歯石となり、歯磨きだけでは取れなくなってしまいます。
メンテナンス
定期的にお口の中の状態を確認して、プラークや歯石を除去することで、歯周病を防ぎます。歯磨きを頑張っていても、どうしても磨き残しや、歯ブラシでは落ちない汚れはあります。歯周病が知らない間に進行して歯を失ってしまうことがないよう、必ず定期的なメンテナンスを続けていきましょう。口腔内には、たくさんの細菌がいます。その中のミュータンス菌、ラクトバシラス菌が虫歯(う蝕)の原因と言われています。

この虫歯菌が食べ物のなかの砂糖を栄養に、歯の表面にネバネバした物をつくります。そのネバネバした物の中に虫歯菌や他の細菌が住み着き、どんどん増えていきます。これが歯垢(プラーク)といわれるものです。歯垢中の虫歯菌は食べ物の中の「糖」を材料にして「酸」を作り、次第に歯の表面のエナメル質を溶かしはじめます。そして進行し穴となり虫歯となります。

2018年5月30日水曜日

「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」ということを目標にした『8020』運動。

日頃、自分では磨きにくい歯と歯の間など専用の器具により歯をきれいにするだけではなく、虫歯や歯周病の予防にもつながります。

最近の研究により「むし歯や歯周病は、ある特定の細菌によっておこる」ことがわかってきました。つまり、その細菌たちを口から除去することにより予防できることがわかりました。磨きにくい箇所など菌がたまりやすい箇所もこのPMTCによりクリーニングすることにより、予防につながっていきます。
むし歯や歯周病の原因になる、歯の表面に付着し成熟したプラーク「細菌バイオフィルム」は、強力に歯に付着しているため、歯ブラシよるブラッシングでもなかなか取り除くことができません。また、他の異物の侵入を拒否する性質があるため、うがい薬などの効果も限定的です。PMTCは、「細菌バイオフィルム」をはがしとる手段として、最も効率的かつ効果的な方法と考えられています。通常スケーリングの後に行います。

8020について
80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」ということを目標にした『8020』運動。

現在は、平均寿命と同様に健康寿命への関心が高まっています。健康で過ごせる期間である健康寿命と平均寿命の差は、今のところ7~10歳程度開いています。健康寿命を平均寿命まで限りなく近づけることで、最後まで人生を心おきなく楽しむことができます。実は、この健康寿命には歯の数が大きく関係しています。

たとえば歯を失って噛み合わせがずれ、身体のバランスが崩れることで転びやすくなり、骨折をきっかけに寝たきりになる例は少なくありません。
エアースケーラー
歯が多く残っていて、食事を楽しむことができれば生活の質を保てます。また、よく噛むことは脳の働きを活性化する働きを持っているため、ボケ防止にもなります。

また歯を失う最大のきっかけとなる歯周病は、さまざまな細菌によって引き起こされますが、この細菌が唾液に交じり、ご高齢の方に多い嚥下障害で気管から肺に侵入して肺炎を引き起こすこともよく知られています。肺炎は死因の中でも大きな割合を占める病気。歯周病を予防して歯を守ることは、身体全体の健康にも大きく影響を与えます。
最近では、「8020」の前段階目標のため「6024」も提唱されています。これは60歳の時点で24本以上の歯を守ろうというもの。つまり60歳までに失う歯を4本以下にとどめようという内容です。

まず歯周病のSTEP1での症状を説明します。

最近、TVCMなどでも聞く様ようになってきた「歯周病」とういう病気ですが、ここでは歯周病の原因を段階に合わせて説明をしていきます。
まず、歯周病の最大の原因は、プラークと呼ばれている歯垢中の中に含まれている細菌が、発生する毒素を「口腔内細菌」と呼びますが、これが原因なのです。また、この口腔内細菌は、歯周病の最大の原因でもあり進行過程でも、大変かかわってくる菌です。

STEP1
まず歯周病のSTEP1での症状を説明します。
歯の表面や歯周ポケットに細菌がくっつきます。また、この細菌が原因で歯肉に炎症がおこります。この炎症が「歯肉炎」です。
次にこの歯肉炎は、どんどん進行していきます。すると歯周組織が壊されてしまうようになります。これを「歯周炎」と呼びます。
STEP2
STEP1)で歯周炎になってしまうと、通常は歯とくっついている歯肉の間に溝が出来てしまいます。この溝を「歯周ポケット」もしくは「歯周溝」と呼びます。歯周病の原因となっている菌(悪玉菌)は、暗く空気が少ないところが好きなので、この暗い歯周ポケットは、菌(悪玉菌)が住みやすくなってしまいます。また、この歯周ポケット内にどんどん溜まった菌(悪玉菌)は、互いにプラークと呼ばれる歯垢や歯石を作り出していきます。また同時に、有害な物質も生み出します。

STEP3
STEP2)で歯周ポケットで発生した有害な物質は、歯肉の炎症を起こします。また歯を支えている歯槽骨を溶かしていくことにより、口臭を発生させます。この段階では、歯周病の初期治療で完治することが出来ます。口臭が気になるなどの悩みも歯周病が原因の場合もあります。まずは、悪化する前に恥ずかしからずに相談することが重要です。
歯周病予防の基本は、毎日ご自宅で行う歯磨きです。しかし、歯磨きだけでお口の中の汚れやプラークを落としきることは簡単ではありません。だからこそセルフケアに加えて、歯医者で行う予防・メンテナンスをご活用いただきたいと思います。

皆さまは歯磨き方法に自信はおありでしょうか?当院の予防治療では、歯科医師や歯科衛生士が、患者さま一人ひとりのお口の形や歯並びに適した歯磨き方法のアドバイスを行っています。正しい磨き方をマスターして、ご自宅でのセルフケアにお役立てください。
とはいえ、どんなに丁寧に磨いても、落としきれない汚れは生じてしまいます。定期的に歯医者で歯のクリーニングを受けることで、毎日の歯磨きでは落とせない汚れを除去し、歯周病のリスクを減らすことが可能です。

2018年5月29日火曜日

歯磨きマスターになって、いつも健康を目指しませんか?

歯とお口、ひいてはお体の健康の為に、定期検診(36ヶ月に一度)を受けられる事をお勧め致します。病気にならない事が一番良い事であるのは言うまでもありませんが、もし虫歯や歯周病等が発症したならば、早期発見・早期治療が最善の治療方法です。予防歯科では、口腔内のチェックや虫歯、歯周病の検査と定期清掃を行います。その他、歯磨きや食生活の指導、唾液やかみ合わせの検査なども基本的な項目です。
歯磨きマスターになって、いつも健康を目指しませんか?
歯磨きは最も効果の高い虫歯や歯周病を予防する方法です。
しかし、「磨いているつもり」と「磨けている」には大きな違いがあります。きちんと磨けていないとほとんど全てが無意味です。TBIでは、まず最初に染め出しによる磨き残しチェックをおこない歯磨きの欠点を確認します。その後、正しい歯磨き方法を説明します。ご家庭での効果的なお口のケアの説明や、ご希望の方には最適なハブラシ選びもしています。

予防処置の専門家、歯科衛生士が歯を一本一本きれいに磨きます!
PMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)は予防歯科先進国スウェーデンで考案された歯科医院でおこなう歯の専門クリーニングです。歯磨きでは落とせない溜まった汚れを定期的に落とすことで、虫歯や歯周病を効果的に予防できます。
PMTC後のフッ化物歯面塗布法またはフッ素イオン治療はフッ素が歯面によく浸透するため、より歯質を強化でき、虫歯を予防する効果は飛躍的に向上します。

定期検診
定期検診では虫歯や歯周病の再発チェック、予防処置としては、フッ素塗布やPMTC、お子様の場合はシーラントの処置やチェックなどをおこないます。虫歯や歯周病の再発がなければ歯を削ることはありませんし、不快な思いをすることもありません。口臭を改善する効果も期待できますのでぜひご利用ください。

予防処置の専門家、歯科衛生士が歯を一本一本きれいに磨きます!

歯とお口、ひいてはお体の健康の為に、定期検診(36ヶ月に一度)を受けられる事をお勧め致します。病気にならない事が一番良い事であるのは言うまでもありませんが、もし虫歯や歯周病等が発症したならば、早期発見・早期治療が最善の治療方法です。予防歯科では、口腔内のチェックや虫歯、歯周病の検査と定期清掃を行います。その他、歯磨きや食生活の指導、唾液やかみ合わせの検査なども基本的な項目です。
歯磨きマスターになって、いつも健康を目指しませんか?
歯磨きは最も効果の高い虫歯や歯周病を予防する方法です。
しかし、「磨いているつもり」と「磨けている」には大きな違いがあります。きちんと磨けていないとほとんど全てが無意味です。TBIでは、まず最初に染め出しによる磨き残しチェックをおこない歯磨きの欠点を確認します。その後、正しい歯磨き方法を説明します。ご家庭での効果的なお口のケアの説明や、ご希望の方には最適なハブラシ選びもしています。

予防処置の専門家、歯科衛生士が歯を一本一本きれいに磨きます!
PMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)は予防歯科先進国スウェーデンで考案された歯科医院でおこなう歯の専門クリーニングです。歯磨きでは落とせない溜まった汚れを定期的に落とすことで、虫歯や歯周病を効果的に予防できます。

PMTC後のフッ化物歯面塗布法またはフッ素イオン治療はフッ素が歯面によく浸透するため、より歯質を強化でき、虫歯を予防する効果は飛躍的に向上します。
定期検診
定期検診では虫歯や歯周病の再発チェック、予防処置としては、フッ素塗布やPMTC、お子様の場合はシーラントの処置やチェックなどをおこないます。虫歯や歯周病の再発がなければ歯を削ることはありませんし、不快な思いをすることもありません。口臭を改善する効果も期待できますのでぜひご利用ください。

2018年5月25日金曜日

こんな症状がでていたら要注意!

歯と歯肉の境目に歯周病菌(プラーク)がついたままになっていると、歯肉に炎症が起こります。これをそのまま放っておくと、歯の周りの骨を溶かしていきます。最終的には歯がグラグラになって抜けてしまいます。歯周病は、自覚症状がほぼ出ない病気です。自覚症状が出たときには歯周病がかなり進行してしまっているということも少なくありません。一度溶けた骨は二度と元には戻りません。早期発見・早期治療を心がけましょう!
こんな症状がでていたら要注意!
以下のような症状が出たら要注意です。早急に歯科医院に相談してください。歯と歯の隙間が広くなってきた気がする
歯に食べ物が詰まりやすくなってきた気がする
硬いものを食べると歯茎から出血することがある
歯を磨くと歯茎から出血する ことがある
口臭がひどくなってきた気がする
歯茎が赤紫色に腫れている
歯を指や舌で押すとぐらぐらしている
口の中がねばねばする
歯茎から膿がでている
原因とメカニズム
歯周病の原因は多種多様です。細菌性プラークと呼ばれる歯垢(しこう)の細菌感染症が主な原因として挙げられます。私たちの口の中には、およそ500600種類ものの細菌が存在しており、その中のおよそ20種類が歯周病のもとになる細菌です。歯垢(しこう)の付着を取りのぞかなければ硬くなり、歯石(しせき)に変化します。歯石(しせき)になるとブラッシングをしても簡単に取りのぞくことができません。結果、さらに歯石(しせき)のまわりに細菌が入り込み、歯周病が悪化します。

放置するとどうなるか
歯周病を放置すると、自分の歯を失う可能性が高くなります。歯を固定している歯茎がもろくなり、ぐらぐらし始めるでしょう。少しずつ歯並びやかみ合わせが悪くなり、最終的に歯が抜け落ちてしまうこともあります。口臭もひどくなるため、歯周病は早めの処置が大切です。また、歯周病の症状がさらにすすむと、重度の歯周病=歯周膿漏(しそうのうろう)になる可能性があります。歯周膿漏(しそうのうろう)は歯を支えている歯槽骨が破壊される症状のことです。

一度溶けた骨は二度と元には戻りません。早期発見・早期治療を心がけましょう!

歯と歯肉の境目に歯周病菌(プラーク)がついたままになっていると、歯肉に炎症が起こります。これをそのまま放っておくと、歯の周りの骨を溶かしていきます。最終的には歯がグラグラになって抜けてしまいます。歯周病は、自覚症状がほぼ出ない病気です。自覚症状が出たときには歯周病がかなり進行してしまっているということも少なくありません。一度溶けた骨は二度と元には戻りません。早期発見・早期治療を心がけましょう!
こんな症状がでていたら要注意!
以下のような症状が出たら要注意です。早急に歯科医院に相談してください。歯と歯の隙間が広くなってきた気がする
歯に食べ物が詰まりやすくなってきた気がする
硬いものを食べると歯茎から出血することがある
歯を磨くと歯茎から出血する ことがある
口臭がひどくなってきた気がする
歯茎が赤紫色に腫れている
歯を指や舌で押すとぐらぐらしている
口の中がねばねばする
歯茎から膿がでている
原因とメカニズム
歯周病の原因は多種多様です。細菌性プラークと呼ばれる歯垢(しこう)の細菌感染症が主な原因として挙げられます。私たちの口の中には、およそ500600種類ものの細菌が存在しており、その中のおよそ20種類が歯周病のもとになる細菌です。歯垢(しこう)の付着を取りのぞかなければ硬くなり、歯石(しせき)に変化します。歯石(しせき)になるとブラッシングをしても簡単に取りのぞくことができません。結果、さらに歯石(しせき)のまわりに細菌が入り込み、歯周病が悪化します。

放置するとどうなるか
歯周病を放置すると、自分の歯を失う可能性が高くなります。歯を固定している歯茎がもろくなり、ぐらぐらし始めるでしょう。少しずつ歯並びやかみ合わせが悪くなり、最終的に歯が抜け落ちてしまうこともあります。口臭もひどくなるため、歯周病は早めの処置が大切です。また、歯周病の症状がさらにすすむと、重度の歯周病=歯周膿漏(しそうのうろう)になる可能性があります。歯周膿漏(しそうのうろう)は歯を支えている歯槽骨が破壊される症状のことです。

2018年5月24日木曜日

どんな予防歯科治療が必要なのかを判断するために、唾液を検査します

修復した部位の疾患の再発や、その他、お口の中の諸問題の予防とコントロールをしていくことが大切です。
メリット
早期発見、早期治療が行えます。
早期発見することで治療の期間や費用の抑制をすることができます。
予防歯科治療とともに定期検診を合わせて行うとよりお口の中の健康を保つことができます。
方法
虫歯や歯周病の検査
特殊な器具やレントゲンを使って、虫歯や歯周病にかかっていないかを検査します。
既に虫歯や歯周病にかかっている場合は、まずは虫歯や歯周病の治療から行い、それから予防歯科治療をします。

唾液検査
どんな予防歯科治療が必要なのかを判断するために、唾液を検査します。
唾液を調べると、あなたが虫歯にかかりやすいタイプなのかがわかるため、効率の良い予防歯科治療ができます。

PMTC(ピー エム ティー シー)
毎日の歯みがきで念入りに磨いているつもりでも、歯と歯の間や歯と歯茎の境目などの場所にこびりついた汚れは磨き残してしまうことから虫歯や歯周病になりうることがあります。PMTCは歯科衛生士が高度なスキルで蓄積しがちな歯垢や着色汚れ、細菌(バイオフィルム)を取り除くことができます。
フッ素塗布
定期的なフッ素塗布は歯の表面を強く保ち虫歯になる可能性をグッと下げることができます。
ブラッシング指導
ご自宅でもしっかりとケアができるように歯の磨き方をレクチャーします。
年齢や歯の生え方などによって、人それぞれに正しい歯磨きのやり方が違うので、自己流の歯みがきでは磨き残しをしてしまいがちになっていることが多いです。
普段から虫歯予防できるよう、正しい磨き方を身につけましょう。

長い人生、ずっと自分の歯で食事ができる喜びを、皆さんと分かち合いたい――。

歯科医院では、そんな想いから予防歯科に関する処置やアドバイスを行っております。歯やお口の健康を維持するためには、虫歯や歯周病にかかってから治療をするよりも、未然に予防することが大切です。当院と一緒に、いつまでも自分の歯で食事ができる喜びを守っていきましょう。

予防歯科とは、虫歯や歯周病を未然に防いで歯や口を健康に保つ治療のことです。 予防歯科とは、歯や歯を支える歯周組織が病気にかからないようにするための取り組みや歯科診療のことです。虫歯や歯周病になってから治療をすると、歯や歯周組織にダメージが残り、将来歯を失ってしまう可能性が高まってしまいます。そうしたリスクを減らすべく、定期的にご来院いただき、トラブルが起こらないように検査や予防処置を受けていただくのです。こうして虫歯や歯周病を予防できれば、生涯にわたってご自身の歯で食事ができるようになります。
スウェーデンで成功をおさめた「予防歯科」の考え方
北欧のスウェーデンは国を挙げて予防歯科に取り組み、国民の歯の喪失本数を激減させました。今でこそスウェーデンは歯科先進国として見られていますが、予防歯科が主流になる前は虫歯や歯周病にかかる人がとても多かったそうです。そこで、国全体で予防歯科の考え方が取り入れられることになりました。
国民に定期的に歯科医院へ受診させる
歯のプロである歯科衛生士が磨き残し汚れを徹底的に落とす
虫歯や歯周病になりにくい生活習慣についてアドバイスする
スウェーデンで行われた予防歯科の取り組みは、「全国民に対し定期的に歯科医院を受診させる」というもの。歯の病気になる前に歯医者を訪れた人には、口腔管理のプロである歯科衛生士が徹底的なクリーニングを行います。そして最後に、虫歯や歯周病になりにくい生活習慣をつくるためのアドバイスがなされるのです。
このような取り組みを3カ月に1度のペースで行ったところ、歯の病気にかかる国民はみるみるうちに減ってゆきました。ちなみに現在のスウェーデンでは、虫歯の患者数は日本の半分以下で、歯周病の患者数は日本の4分の1程度とされています。

スウェーデンでの成功によって、予防歯科に取り組むことで虫歯や歯周病を未然に防げることが実証されました。虫歯や歯周病にならないためには、病気になる前の定期的な受診が重要なのです。当院ではこういったスウェーデンの方式にならった予防歯科で、皆さまのお口の健康を守っています。

2018年5月22日火曜日

歯周病の原因菌は、歯垢(プラーク)の中に棲み付き、増殖していきます

ブラッシングなど、お手入れの状態が悪いと、歯垢(プラーク)がたまり、歯垢の中にいる細菌(歯周病菌)が、歯槽骨を攻撃していきます。
30歳以上の方の80%以上の方が歯周病と言われていますが、初期の歯周病には自覚症状がほとんど無いため、気が付いた時には歯周病が進行していることも少なくありません。歯周病が進行してしまうと、歯を抜く以外に治療法がありませんので、日頃のお手入れと、定期的な検診が大切になります。

歯周病の原因
成人が歯を失う一番多い原因は歯周病です。
歯垢とは、口の中で繁殖した細菌がネバネバした物質(プラーク)とともに歯にくっついているもので、細菌のかたまり(バイオフィルム)と呼ばれています。歯垢は次第に硬くなって、歯石となり、歯科医院以外では簡単に取り除けなくなります。それ以外にも、糖尿病などの全身の病気や、喫煙などの生活習慣が、歯周病を引き起こすきっかけとなったり、悪化させる原因になったりしています。歯周病は細菌感染症で、歯垢を長期間放置する事で、バイオフィルムという細菌集団の膜が歯に強固に付着し、歯周病を進行させます。
歯周病セルフチェック項目
以下の症状に当てはまる方は、歯周病の可能性があります。
手遅れになる前に一度ご相談ください。
歯がムズかゆい
歯と歯茎の接しているところが赤く腫れている
歯を磨く時、歯茎から血が出る
歯茎から膿が出る
口臭が気になる
唾液がネバネバする
朝起きたとき、口の中がネバネバする
食べ物が噛みづらい
ブラッシング指導(プラークコントロール)
歯周病の原因菌は、歯垢(プラーク)の中に棲み付き、増殖していきます。つまり、歯垢を除去することが、歯周病を予防する第一歩です。
丁寧に磨いたつもりでも、磨き残しはできてしまいます。歯垢を残さない、プロのブラッシング方法を指導します。

スケーリング
お口の中に歯垢が溜まったままの状態が続くと、カルシウムと結合して固い歯石になります。歯石になるとブラッシングでの除去は困難なので、スケーラーという器具を使って歯石を削り取ります。