2018年5月31日木曜日

この虫歯菌が食べ物のなかの砂糖を栄養に、歯の表面にネバネバした物をつくります

歯と歯茎の間にある「歯周ポケット」のお掃除が行き届いていないと、そこで細菌が繁殖して歯茎が炎症し、腫れたり出血したりしてしまいます。
そして、さらに進行すると歯周ポケットはどんどん深くなり、やがて歯を支えている骨(歯槽骨)が細菌によって溶かされ、歯を失ってしまいます。これが歯周病と呼ばれる病気で、大人になったらすべての方が歯周病の予防・ケアをしていく必要があります。

歯周病セルフチェック項目
以下の症状に当てはまる方は、歯周病の可能性があります。
歯がムズかゆい
歯と歯茎の接しているところが赤く腫れている
歯を磨く時、歯茎から血が出る
歯茎から膿が出る
口臭が気になる
唾液がネバネバする
朝起きたとき、口の中がネバネバする
食べ物が噛みづらい
 歯周病の原因
お口の中には数百種類もの細菌が住んでおり、歯磨きが不十分であったり、体調が悪くなって免疫力が低下したりすると、お口の中にプラーク(歯垢)と呼ばれる細菌の塊が作られます。なんと、たった1mgのプラークには10億もの細菌が含まれており、これが虫歯や歯周病の原因になり、歯周病の場合は骨まで溶かしてしまいます。さらに、プラークはやがて固まって歯石となり、歯磨きだけでは取れなくなってしまいます。
メンテナンス
定期的にお口の中の状態を確認して、プラークや歯石を除去することで、歯周病を防ぎます。歯磨きを頑張っていても、どうしても磨き残しや、歯ブラシでは落ちない汚れはあります。歯周病が知らない間に進行して歯を失ってしまうことがないよう、必ず定期的なメンテナンスを続けていきましょう。口腔内には、たくさんの細菌がいます。その中のミュータンス菌、ラクトバシラス菌が虫歯(う蝕)の原因と言われています。

この虫歯菌が食べ物のなかの砂糖を栄養に、歯の表面にネバネバした物をつくります。そのネバネバした物の中に虫歯菌や他の細菌が住み着き、どんどん増えていきます。これが歯垢(プラーク)といわれるものです。歯垢中の虫歯菌は食べ物の中の「糖」を材料にして「酸」を作り、次第に歯の表面のエナメル質を溶かしはじめます。そして進行し穴となり虫歯となります。

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