2017年12月6日水曜日

身体の抵抗力が低下するため、歯周病も急速に悪化させるといわれています

歯周病とは歯と歯ぐきの隙間から細菌(原因菌)が入り込み歯を支えている歯ぐきや骨、歯根膜などの歯周組織を壊していく病気で、歯肉炎と歯周炎に分けられます。その進行状況により歯ぐきの発赤・腫れ・出血、口臭、歯のぐらつきなど様々な症状が現れます。しかし、自覚症状が少ないため、本人が気づく頃にはかなり重症になっているという危険な疾患です。厚生省の調査によると、中高年の80%以上は歯周炎の症状を訴えており歯を失う最大の原因が歯周病といわれています。

プラーク
歯周病の1番の直接的な原因はプラークです。プラークとは、虫歯菌や歯周病菌をはじめとするさまざまな微生物のかたまりで、プラーク1㎎のなかに約1億個の微生物がいるといわれております。

歯石
通常の歯磨きではとれません。この歯石の上にどんどんプラークがたまります。

タバコ
タバコを吸っている人は血流が悪くなり、歯周病が進みやすく、炎症がおきてしまうとなおりづらく、プラークもつきやすくなり、歯肉の色も黒ずんできます。

糖尿病
身体の抵抗力が低下するため、歯周病も急速に悪化させるといわれています。その他、ストレスや妊娠・更年期、食生活、噛み合わせなど様々な要因があります。

ポケット診査
歯と歯肉の境目にある溝の深さをポケットプローブ(探針)という器具で測定します。
健康な歯ぐきのポケットの深さの目安は約1~2mm、3mm以上になると「歯周ポケット」となります。この歯周ポケットが深ければ深いほど、歯周病が進行していることを意味してします。また、ポケットプローブで測定した溝からの出血の有無も炎症の目安となります。もちろん炎症のある場合には、出血があります。
毎日のブラッシング
毎日、きちんとブラッシングをして丁寧に歯垢を取り除くことが大切です。ただし、「磨いている」と「磨けている」は異なりますので、院長考案のMTB歯ブラシで、しっかりとしたブラッシング方法を学んで下さい。

早めの診療
歯周病は、初期のうちなら完治することができます。かなり悪化していても、現在は治療法の進歩で適切な治療とセルフケアをきちんとすれば、抜かなくて済むケースが多くなってきました。少しでも上記で述べたような自覚症状があれば、痛みがなくても積極的に診察を受けて下さい。

虫歯のメカニズムと虫歯の治療

私たちが飲食物で糖を摂取すると、歯に付いた歯垢(プラーク)の中にいるばい菌(ミュータンス菌)が酸を作り出します。口の中の酸の度合いが高まってくると、歯のミネラルやカルシウム、リンが溶け出し、虫歯の始まりである脱灰(だっかい)となるのです。通常ならば食後、時間が経過すれば唾液が酸を中和したり洗い流したりするため、口の中は中性の状態に戻り、虫歯のできにくい環境へ変化します。

これが再石灰化です。このように歯は、脱灰や再石灰化を繰り返しています。しかし飴やお菓子を口にする時間が長い場合や、甘い飲み物を常時飲むなどして糖分を多く摂りすぎると再石灰化できない状況が続き、虫歯はどんどん進行します。これが虫歯のメカニズムです。
虫歯の治療
虫歯は、口の中に居る細菌が砂糖のような糖質を酸に変えて、歯の表面にあるエナメル質を溶かしていく現象です。虫歯の治療については、その進行の度合いによって、治療方法が異なります。

軽度の虫歯治療
フッ素を塗ったり、詰め物で歯の溝を埋めて、これ以上悪くならないための治療をおこないます。
中程度の虫歯治療
歯に痛みがでたり、歯茎に炎症が出た場合のように、自覚症状が出た時は中程度まで進んでいる場合が多くあります。初めに、虫歯部分を削り取り、その後、詰め物により補修をおこないます。詰め物は、種類があり、保険適応のものと、適応外のものがあります。
また、歯髄と呼ばれる神経が炎症を起こしていたり、腐敗している場合は、歯髄を取り除く治療をおこないます。(根管治療)歯髄を取り去って残った根管と呼ばれる箇所を詰めます。神経を取った歯は脆くなってしまうため、土台を入れてクラウンと呼ばれるかぶせものをして治療します。

重度の虫歯治療
重度の虫歯の場合は、抜歯が基本となります。この場合、虫歯になっている歯だけでなく、口の中に異常が確認される場合があります。その場合は、虫歯部分だけでなく、歯茎などを含めて、総合的な治療が必要になります。

2017年12月5日火曜日

プラーク・歯石をしっかり除去

歯をなくす原因の1は実は歯周病なのです。日本人の約50%がこれで歯を失っているのです。その割には、どんなものか知られていないのではないでしょうか?歯周病は、歯の周りに付着している歯ぐきが汚れや細菌の出す毒素によって剝れていく病気です。歯の周りの骨が溶ける病気ですから、進行すると歯がぐらつき、ついには抜けてしまいます。さらに、歯周病は生活習慣病の1つとされ、糖尿病、心臓病、早産などの原因にもなると言われています。

歯周病の治療は、プラークコントロールが基本です。
歯科医院での歯磨き指導と歯石を除去したりする歯の周りのお掃除といった基本的な治療をします。しかし、基本的治療をしても、一生懸命歯磨きしてもなかなか治らず、歯周病に悩まされている方が多いです。そこで、生まれたのが、薬で歯周病を治す歯周内科治療なのです。

 http://www.zetadental.jp/
歯周病が全身に及ぼす影響
歯周病は、お口だけではなく全身の疾患にもつながります。
次の項目に当てはまる人は、歯周病により病気や症状のリスクが上がる可能性があります。

動脈硬化のリスクがある方
歯周病菌が血液に入ると、血管が細くなり、狭心症や心筋梗塞のリスクが上がります。

心臓病のある方
心臓病がある場合などは、血液中の歯周病菌が、人工弁や心内膜などに付着・増殖し、感染性心内膜炎を誘発することがあります。

糖尿病の方
以前から歯周病と糖尿病には密接な関係があることが分かっています。血液中に歯周病菌が入ると、インスリンの機能に影響を及ぼします。

プラーク・歯石をしっかり除去
歯周病治療は、その原因である細菌との戦いです。プラーク(歯垢)は口腔内細菌の塊、歯石はプラークが石灰化した物で、その表面では細菌が繁殖しやすい為、原因(感染)除去治療(SRP)を実施します。進行した歯周病では、歯周ポケット(歯茎の内側)深くまでプラークと歯石が入り込み、その細菌が炎症を引き起こして歯周組織を徐々に破壊していきます。SRPでは歯冠のみならず歯根面深くにまで付着したプラークや歯石を徹底的に取り除き、感染を除去します。同時に歯根表面を平滑化し、プラークが再付着しづらい状態にします。

虫歯は身近な病気ですが、歯周病というと正しい知識をお持ちの方は少ないかもしれません

高齢者がかかる病気と思われがちですが、実は日本人の成人の約8割が予備軍、またはすでに発症しているといわれているほど蔓延している病気です。

歯ぐきに付着するプラーク(歯垢)の中の歯周病の原因菌が歯周ポケット(歯と歯ぐきの深い溝)に入り込み、産生した毒素によって歯ぐきが反応して炎症を起こす病気です。そのまま放っておくと歯ぐきだけでなく歯を支える顎の骨が無症状に溶かされていき、やがて支えをなくし、歯が抜け落ちてしまうリスクを負います。

歯周病は、食後のブラッシングを怠るなどして口腔ケアが不十分なためにプラークや歯石をためてしまうと発症しやすくなります。また咬み合わせや歯並びが乱れていて、汚れを残しやすい部位や強く当たって歯を揺らしてしまう部位があると、そこから発症しやすくなるのです。
実は歯周病はお口だけの病気ではありません。歯を失うだけでなく、心臓病や糖尿病といった全身疾患との関連が指摘されているのです。歯周病は細菌性疾患ですが、この細菌が出す毒素が血液を通じて全身に回ることで、様々な全身疾患を引き起こすのではないかという研究が進められています。事実、血管の詰まりを検査すると、そのなかから歯周病を引き起こす細菌が見られることもあるのです。また、歯周病になると糖尿病の症状が悪化するといった関係も明らかになるなど、お口の健康は全身の健康に深く関係しています。

TBI(ブラッシング指導)
虫歯や歯周病の予防の基本は毎日のブラッシングですが自己流のブラッシングでは、汚れを残してしまいがちです。そこから病気が発症します。効率よく汚れを落とすための一人ひとりの患者様に合ったブラッシング方法をアドバイスします。
スケーリング
超音波スケーラーなどを用いて毎日のブラッシングでは落としきれないプラークや歯石を除去します。汚れの除去が虫歯や歯周病予防の基本です。

SRP(スケーリング・ルートプレーニング)
歯と歯ぐきの深い溝(歯周ポケット)の中のプラークや歯石をキュレットという器具を用いて取り除きます。仕上げに歯根面をなめらかにみがいて、汚れの再付着を防ぎます。

2017年7月31日月曜日

歯周病は、歯を支える周りの歯槽骨が減り、歯が最後には無くなってしまう病気です

歯茎から出血したり、歯がグラグラしている場合は、歯周病の疑いがあります。国民のほとんどが罹患する可能性の高い、国民的文明疾患であり、生活習慣由来のものです。歯ブラシのみの予防法では、進行が止まらなくなりつつあります。理由を考え、対策を立てるのが一番です。
歯周病の大きな原因はプラークと呼ばれる歯垢です。歯垢はむし歯、歯周病の原因となる微生物のかたまりで、1mgあたりに約1億個の微生物が活動をしています。 歯垢が石灰化した歯石も歯周病の原因のひとつで、歯石はブラッシングだけで取り除くことはできません。 またタバコも歯周病の原因の一つです。タバコを吸うと血液の循環が悪くなり、歯茎の再生能力が弱くなるため歯周病が進行してしまいます。 歯周病は歯周ポケットと呼ばれる歯肉の下に隠れて増殖していくともあり、なかなか自覚症状の出にくい病気です。
初期の症状としては、歯茎からの出血、および口臭です。定期的なチェックを受けていない限り、この時点で気付く人はほとんどいません。進行してくると、歯がグラグラする、それゆえに食べ物が詰まる、といった症状が現れ始めます。歯周病が進行すると、歯茎から膿が出始め、歯と歯茎の溝がさらに深くなります。こうなってくるとご自身で元に戻すのはほぼ不可能です。最終的には歯を支える骨が完全になくなってしまい、結果的に歯が抜け落ちてしまいます。
歯周病の主な原因はプラークですので、プラークを確実に取り除くこと(プラークコントロール)が大切です。プラークコントロールの基本は毎日の歯みがきです。まずは自分に合ったプラークコントロールを歯科医院で教わりましょう。また歯周病には生活習慣が関係しています。栄養バランスのとれた規則正しい食生活を心がけるとともに、体の免疫力を低下させないために禁煙やストレス解消も効果的です。3カ月~半年に1度は歯科医院で定期健診を受けて、歯周病を予防しましょう!

歯周病はその進行の程度により、いくつかの治療が適応されます。基本的な治療として、正しい歯みがきの方法をマスターしてもらうとともに、歯石を取り除き、歯の根の表面を滑らかにしていきます。初期の歯周病ならばほぼ改善されます。それでも治りきらない進行した部位には、外科的にポケットの深さを減少させる手術を行う場合もあります。 

2017年7月29日土曜日

歯周ポケット診査、口腔内写真撮影を行います

歯周病の大きな原因はプラークと呼ばれる歯垢です.歯垢はむし歯、歯周病の原因となる微生物のかたまりで、1mgあたりに約1億個の微生物が活動をしています。

歯垢が石灰化した歯石も歯周病の原因のひとつで、歯石はブラッシングだけで取り除くことはできません。またタバコも歯周病の原因の一つです。タバコを吸うと血液の循環が悪くなり、歯茎の再生能力が弱くなるため歯周病が進行してしまいます。歯周病は歯周ポケットと呼ばれる歯肉の下に隠れて増殖していくこともあり、なかなか自覚症状の出にくい病気です。
喫煙 
喫煙をしていると、局所の血の巡りや、栄養が十分にいきわたらなくなるなど、免疫系に影響を及ぼします。また喫煙を長く続けていると、歯肉に色素沈着が起こるため、炎症が隠されてしまい、気づくのが遅れてしまいます。

糖尿病
糖尿病は体の様々な箇所に副作用が出ることで、知られています。また細菌感染をする歯周病の進行も早くなります。

過度のストレス 
過度のストレスは免疫機能の低下をもたらし、歯周病の進行を促進すると報告があります。
歯軋り、くいしばり 
特に睡眠時の歯ぎしりや食いしばりは歯周組織に過度の力を与え、歯周病の進行を推進させることがあります。

口腔内の検査 カウンセリング
歯周ポケット診査、レントゲン撮影、口腔内写真撮影を行います。
歯周病の原因は11人異なりますので、治療していく前に検査を行い、11人に適した治療を行っていきます。

プラークの除去
歯周病の治療の基本は口腔内に存在する歯周病菌の除去が目的です。
簡単に落とせる歯石やプラークを落としていき、歯科衛生士による歯みがき指導や歯間ブラシ、デンタルフロスなどで改善をはかります。その後日、検査にて改善を確認します。
簡単に落とせる歯石やプラークを落していき、検査にて改善を確認します。軽度の歯周炎の方はここまでで治療が完了します。

2017年7月28日金曜日

歯周病の治療の基本は口腔内に存在する歯周病菌の除去が目的です

歯周病の大きな原因はプラークと呼ばれる歯垢です.歯垢はむし歯、歯周病の原因となる微生物のかたまりで、1mgあたりに約1億個の微生物が活動をしています。

歯垢が石灰化した歯石も歯周病の原因のひとつで、歯石はブラッシングだけで取り除くことはできません。またタバコも歯周病の原因の一つです。タバコを吸うと血液の循環が悪くなり、歯茎の再生能力が弱くなるため歯周病が進行してしまいます。歯周病は歯周ポケットと呼ばれる歯肉の下に隠れて増殖していくこともあり、なかなか自覚症状の出にくい病気です。
喫煙 
喫煙をしていると、局所の血の巡りや、栄養が十分にいきわたらなくなるなど、免疫系に影響を及ぼします。また喫煙を長く続けていると、歯肉に色素沈着が起こるため、炎症が隠されてしまい、気づくのが遅れてしまいます。

糖尿病
糖尿病は体の様々な箇所に副作用が出ることで、知られています。また細菌感染をする歯周病の進行も早くなります。

過度のストレス 
過度のストレスは免疫機能の低下をもたらし、歯周病の進行を促進すると報告があります。
歯軋り、くいしばり 
特に睡眠時の歯ぎしりや食いしばりは歯周組織に過度の力を与え、歯周病の進行を推進させることがあります。

口腔内の検査 カウンセリング
歯周ポケット診査、レントゲン撮影、口腔内写真撮影を行います。
歯周病の原因は11人異なりますので、治療していく前に検査を行い、11人に適した治療を行っていきます。

プラークの除去
歯周病の治療の基本は口腔内に存在する歯周病菌の除去が目的です。
簡単に落とせる歯石やプラークを落としていき、歯科衛生士による歯みがき指導や歯間ブラシ、デンタルフロスなどで改善をはかります。その後日、検査にて改善を確認します。
簡単に落とせる歯石やプラークを落していき、検査にて改善を確認します。軽度の歯周炎の方はここまでで治療が完了します。

2017年7月27日木曜日

最近、テレビや新聞などで「歯周病と全身疾患の関係」が指摘されています

軽度から重度までその病態は様々で,歯茎の腫れ・出血のみにとどまっているものを歯肉炎,炎症が波及し,歯を支えている骨を溶かしているものを歯周炎といいます。歯周炎は進行すると,支えがなくなることで歯がグラグラしだし,最終的には歯が抜けてしまいます。歯周病は歯を失う最大の要因です。

歯周病の原因はプラーク細菌です。このプラーク(歯垢)に含まれる細菌が炎症を引き起こします。根本的な原因はプラーク細菌ですが,歯周病は,患者さんの免疫力,社会的環境(ストレス等),口腔内の環境(噛み合わせ・被せ物・入れ歯等),遺伝等,様々な要因が複雑に絡まって進行します。

最近、テレビや新聞などで「歯周病と全身疾患の関係」が指摘されています。既にご存知の方も多いと思いますが、歯周病を治療せずにそのままにしておきますと、身体に悪影響を与えかねません。
では、一体、歯周病を治療しないでいると、私たちの身体にどのような影響を与え、どのようなトラブルを引き起こすのでしょうか?
糖尿病
血糖値が高くなり、全身の免疫力が落ち、悪化すると様々な合併症を引き起こすこともある怖い病気です。
肥満
歯周病が起こす炎症が肥満を招く一因ともい言われています。また、脂肪細胞が原因で全身の炎症が起きているため、歯周病の炎症を悪化させやすくなります。

検査
歯周病検査(歯周ポケット検査・動揺度検査等)
エックス線検査(歯を支えている骨の状態)
プラーク付着の検査(赤く染め出します)
口腔内写真撮影

歯周基本治療
スケーリング(目に見える歯石の除去)
プラークコントロール(歯ブラシ・フロス・歯間ブラシ等,適切な方法を指導)
スケーリング・ルートプレーニング(歯周ポケットの中の歯石除去)
咬合調整(歯周病を進行させている噛み合わせの負担を除去)

2017年7月26日水曜日

早めに対処することが歯の健康を保つことにつながります

40歳以上で歯を失ってしまう人がいますが、その原因の多くは歯周病だといえます。歯周病の原因は、口の中が不衛生な状態だったり、歯磨きをしなかったり、磨き方に問題があることなどが考えられ、生活習慣病のひとつなのです。歯や歯の周囲が発する不調のサインを正しく理解し、早めに対処することが歯の健康を保つことにつながります。
歯肉炎
歯周病菌が出す毒素によって、炎症が起きている状態です。歯槽骨はまだ破壊されていません。血管の充血で歯肉は赤く腫れています。

軽度歯周炎
歯肉炎では、プラークや少量の歯石が固まることで歯ぐきに炎症が起こり、赤く腫れたり出血したりします。この状態が進むと、中程度歯周病になります。

中等度歯周炎
歯やその根っこに、多量の歯垢や歯石が付着しています。歯肉炎に比べ、歯ぐきの腫れ・出血・膿が出ることがあります。
重度歯周炎
支えを失った歯は、前後左右に揺れるばかりではなく、上下にも揺れます。そのため、かむと痛くて、ものがかめないようになってしまいます。

タバコと歯周病の関係
タバコの煙には数千種類の化学物質が含まれていて、健康を害する可能性が高く、心臓疾患やガンなどの命を奪う病気と関連が高いあることは多くのメディアでも取り上げられています。しかし、歯周病とも深い関連があることは、日本ではまだあまり知られておりません。予防先進国の欧米各国ではすでに20年以上前から喫煙者の歯周病は、吸わない人と比べて重度であると研究されております。110本以上喫煙すると歯周病にかかる危険は5.4倍あり、歯周病を悪化、進行させ、治療の予後にも悪影響を及ぼし歯周病の再発や歯の喪失にも関与します。
したがって、歯周病の治療を受けたあと良い状態を保つには、禁煙が大変重要になります。禁煙することで、歯周病のリスクは4割もへります。もし、どうしてもタバコがやめられない人は、せめてタバコの本数を減らし、これまで以上に歯磨きをするようにしてください。タバコの煙に含まれる一酸化炭素は組織への酸素供給を妨げ、ニコチンは一種の神経毒で、血管収縮作用によって歯肉内の血流量が低下することで酸欠・栄養不足状態になります。また、ニコチンは体を守る免疫機能も狂わせるため、病気に対する抵抗力が落ちたりアレルギーが出やすくなったりします。
すると、傷を治そうとする再生能力が低下してしまい手術後も治りにくくなったり、歯周病菌の感染を防げなくなったりします。タバコを吸っていると歯ぐきが充血せず、炎症の兆候に気付きにくい傾向があり、知らない間に歯周病が進行する恐れがあります。

2017年7月25日火曜日

歯を失う原因となりますので、噛みあわせを調整する治療が行われます

しかし、それでは遅いのです。虫歯や歯周病などのお口のトラブルはその仕組みがわかっているため「予防」できる病気です。病気にかかってしまい、歯や歯周組織にダメージを与えてしまってから「治療」するより、病気を未然に防ぐほうが、より長くお口の健康につながります。歯科医院には痛くなる前に、定期検診のために通院しましょう。それがいつまでも自分の歯で食事や会話を楽しむことにつながります。
歯の表面は食事のたびに「脱灰(だっかい)」と「再石灰化」をくり返しています。「脱灰」とは虫歯菌により酸性化した口腔内で、歯の成分であるリン酸やカルシウムが溶け出すことです。しばらくすると唾液の働きにより酸性に傾いていた口腔内が中性に傾くと溶かされていた成分が歯に戻ります。この作用を「再石灰化」といいます。

つまり「脱灰」と「再石灰化」のバランスが取れていれば問題はありませんが、そのバランスがくずれ再石灰化が追いつかなくなると虫歯が進行するのです。ごく初期の虫歯である「脱灰」は「再石灰化」を促すことで治すことができます。この再石灰化を促すのに有効なのが、フッ素塗布や正しいブラッシングです。
歯石(プラーク)と歯石の違いは何?
A. 歯垢は歯の面に付着した汚れで、歯ブラシで落とす事が出来ます。 一方、歯石は、歯垢が48時間から72時間付着したままになって、固まってしまったもので、歯ブラシで落とす事は出来ません。 歯石が付着した歯の面はザラザラになり、さらに歯垢が付きやすくなってしまいます。 毎日の歯磨きで歯垢をしっかり落とし、磨ききれない部分は定期的に歯科医院で落としてもらいましょう。

どうしたら歯石の付着を予防できますか?
A.歯石は歯垢が残ってしまい、時間が経ったために固まって出来た物です。歯石の付着を 予防するためには、日々の歯磨きを丁寧に行い出来るだけ歯垢を残さない事が大切で す。 しかし、全ての歯垢を落とす事はとても難しいです。ご自身ではなかなか落とせない部分の歯垢は歯科医院で落としてもらうと良いでしょう。

2017年7月24日月曜日

歯周病は国民の8割が予備軍でもある国民病です

歯ぐきの腫れや出血が気になったことはありませんか?もしかしたら、その症状は歯周病が原因かもしれません。初期段階の歯周病はほとんど自覚症状がないだけに、これらの症状に気がついたころにはかなり進行しているケースがほとんどです。

患主な原因は二つに大きく分けられます。
 プラーク(歯垢:しこう)
これは食べカスではありません。食べカスにお口の中の細菌が一緒になった、ベタベタした粘着性のある細菌のかたまりになります。歯肉に炎症をおこす原因になります。
咬合性外傷(こうごうせいがいしょう)
「咬合性外傷(こうごうせいがいしょう)」はプラークとは関係がありません。様々な原因で起こる異常に強い咬み合わせによって、歯を支えている骨などにダメージを与えます。 歯の骨が減ったり、それによって歯が揺れるようになります。
リスクファクター(悪影響をおこす、様々な要素のことを言います)
糖尿病などの全身疾患・喫煙、ホルモン変化(思春期や更年期・薬の服用などによって起こる)などがあり、歯周病になりやすくするなどの影響があります。

対策&治療方法など
対策としては「プラークコントロール(歯磨きでお口の中の歯垢を除去すること)」が大切になってきます。これはただ歯磨きをすれば良いということではなく、個々のお口にあった歯ブラシ選びや磨き方をマスターしていただくことがポイントになってきます。
歯周病は再発しやすい病気です!!
せっかく良くなったお口の中を維持するには、セルフケアのプラークコントロールと専門家によるプラークコントロールが大切なってきます。

病気にかかる前の「予防」を心がけましょう
虫歯や歯周病などのお口のトラブルは、症状が悪くなってから「治療」を行うのではなく、「予防」によって未然に防ぐことが大切です。治療によってお口の中は健康を取り戻しますが、歯を削ったり、処置を繰り返したりすることで歯肉にダメージが残ります。治療による消耗が蓄積することによって、将来的に歯を失うリスクも高まってしまうのです。

2017年7月21日金曜日

35歳~44歳の人ではおよそ85%、45歳~54歳では90%の人が、歯周病にかかっています

つまり、ほとんどの大人が程度の差はあっても、歯周病にかかっているといっても過言ではありません。歯周病は、歯を失う大きな原因のひとつです歯を失う原因の第1位は虫歯ですが、歯周病もムシ歯の次に歯を失う大きな原因になっています。特に40歳あたりからは、歯周病の比率が高くなっています。
喫煙と歯周病の関係
喫煙は歯周病の環境因子からみた最大のリスクファクターです。喫煙者は、非喫煙者に比べて2~8倍、歯周病に罹患しやすく、喫煙は歯周病の治癒も遅延させます。喫煙は癌・循環器疾患・呼吸器疾患などの多くの病気の原因であることはよく知られています。一方でタバコ煙の入口となる消化器としての口腔、特に歯肉を含めた歯周組織は、直接その影響を受けることになります。したがって歯周病も同じように、喫煙と関連性が強いことは多くの研究により支持され、喫煙は糖尿病と並んで歯周病の二大危険因子となります。すなわち一酸化炭素やニコチンなどの影響により、歯周組織における宿主応答(抵抗性)や治癒に悪影響を及ぼします。その結果、喫煙者では歯周炎が進行し、そればかりではなく歯周病の治療への反応や歯周外科手術の経過が不良になることもはっきりしています。
ポケット診査
歯と歯肉の境目にある溝の深さをポケットプローブ(探針)という器具で測定します。
健康な歯ぐきのポケットの深さの目安は約1~2mm、3mm以上になると「歯周ポケット」となります。この歯周ポケットが深ければ深いほど、歯周病が進行していることを意味してします。また、ポケットプローブで測定した溝からの出血の有無も炎症の目安となります。もちろん炎症のある場合には、出血があります。
レントゲン検査
レントゲン撮影により、歯を支えている顎の骨(歯槽骨)の量を調べます。歯周病は顎の骨が溶かされて(吸収されて)いく病気なので、歯の根が植わっている骨の量が少ないほど歯周病が進行していることを意味しています。また、骨の質もレントゲンで調べることができます。骨の密度が小さいとレントゲン写真では黒っぽく写りますが、骨の密度が大きいところはより白く写ります。歯周病から回復してくると、骨の密度が増し、歯の動揺もおさまってきます。

かみ合わせ検査
歯周病にかかって弱っている歯に強い力が集中すると、歯周病の進行を早めてしまうことがあります。歯並びの状態や、歯ぎしりで負担がかかっている歯はないか等、かみ合わせを調べます。必要に応じて矯正治療を行う場合があります。

2017年7月20日木曜日

本格的な治療をおこなう前に、現段階で治療が必要な場合におこなう処置です

歯周病は、歯垢が歯と歯肉の間に挟まる事で炎症を引き起こし、骨を溶かし最終的には歯が抜け落ちてしまう怖い病気で、日本人の約80%がかかっていると言われ、虫歯のない方でも進行している方が多いです。

歯周病は、軽度から中等度ではほとんど症状がなく進行するので、自分ではなかなか気が付きにくく、痛みや腫れに気付いた頃には歯周病がかなり進行している事が多く、とても厄介です。歯周病の原因は主に歯垢・歯石ですので、それを取り除く事で大部分が改善されます。自分の歯でずっと食事ができる様、早めの治療をお勧めします。
歯周病の治療では、まず原因を明確にし除去していく「原因除去療法」が基本となります。初診時に、プラークの付着状態・歯周ポケットの深さ・歯槽骨の吸収程度・歯の動揺・歯肉の炎症状態・咬合状態等を診査します。それを元に診査結果・処置内容を具体的にお話しし、治療に対する理解を得られてから開始します。具体的な治療の進め方は、下記の通りです。
1
本格的な治療をおこなう前に、現段階で治療が必要な場合におこなう処置です

2
プラーク除去の必要性を説明し、患者様のプラークの現状や、口腔内の状況を把握し、各患者様に最も適したプラーク・コントロール法を指導いたします。

3
ブラッシングだけでは、取り除く事が出来なくなってしまった歯石を、「スケーラー」と呼ばれる器具を用いて、除去いたします。

4
一通り歯肉縁上歯石を取り終えたところで、歯肉がどの程度健康を取り戻しているか検査します。その結果を受け、治療法について再検討いたします。


歯周病は生活習慣病です。故に日頃の生活習慣によって歯周病になりやすくなったり、歯周病を治療しても治りづらくなる事があります。いくら正しい歯磨きをおこなったり、歯医者で治療をおこなっても生活習慣を見直さない限り歯周病を予防し、完治することは難しいのです。
生活習慣の改善には、食生活や睡眠といった基本的な事に注意をすることはもちろん、適度な運動とストレスをためない生活を心がける事が必要です。喫煙については歯周組織の抵抗力を弱めるため、特に注意が必要となります。