2017年12月19日火曜日

健康的に美しく輝く白い歯を取り戻すためにセラミックス治療は欠かすことのできない治療法です

今までは特に目立つ前歯の歯の一部分または全体が失われた場合に、このセラミックス治療を受ける方が多くいらっしゃいましたが、現在では、奥歯の詰め物でも白くしたいという方や金属アレルギーによって金属製の詰め物や冠が使用できない患者さんも増えてきました。

<オールセラミックス>
オールセラミックスは、全く金属を使わないメタルフリーの材質です。オールセラミックスでの歯は、きれいで明るく全体の透明感も優れているため、天然歯と見分けがつかないくらい美しい仕上がりになります。
<メタルボンド>
メタルボンドは、プラチナ等の金属の上にセラミックを焼き付けて作製されます。セラミックは耐久性や強度に優れ、変色しないというメリットがありますが、金属を使用しているため経年的に歯肉と歯の間が暗く見えたり、全体の透明感を出しにくい素材でもあります。

<ハイブリッドセラミックス
ハイブリッドセラミックスは、セラミックとプラスチックの中間の性質を持った材料で、フィラーという基質を高濃度に含んでいるため強度的にはプラスチックより強くなっています。ハイブリッドセラミックスは、金属を全く使用しない(メタルフリーの)治療が可能で、透明感がある自然な仕上がりになります。

<ジルコニアセラミックス>
ジルコニアとは、軽量で強度の高い新素材セラミックで、人工ダイアモンドとして有名ですが、審美歯科では究極の審美素材として注目されています。変色もなく、金属アレルギーもなく、軽く、強度があるので前歯部(前歯)はもちろんのこと、臼歯部(奥歯)やブリッジの補綴物にも使用でき、審美面・健康面を配慮した差し歯です。
<ラミネートベニア>
ラミネートベニアとは薄いシェル状のセラミック(つけ爪のようなもの)を歯に貼りつける治療法です。従来のセラミックス治療では、歯の全体を大きく削り取る場合もありましたが、ラミネートベニアは歯の表面を約0.50.7mm程度削るだけで治療可能です。そのため麻酔もほとんどの場合必要なく痛みも伴いません。ホワイトニングで希望通りの歯の白さにならなかった場合もこの治療法で対応します。

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