2015年11月4日水曜日

虫歯のメカニズムと虫歯の予防

虫歯の主な原因は、口の中に住んでいる「虫歯菌」の活動です。この虫歯菌は、砂糖を摂取することで歯の表面に粘々したものを形成し、それがプラーク(歯垢)となります。プラークの中には様々な菌と一緒に虫歯菌も存在し、私たちの食べ物に含まれる糖質を利用して酸を作り出します。この酸により歯のエナメル質が溶かされることで虫歯になります。マイクロスコープ

虫歯は、最初の段階では痛みなどの自覚症状もなく、見た目もわかりづらいため発見が遅くなります。気をつけなくてはいけないのは、
冷たいものがしみる
食べ物がはさまりやすくなってきた
などといった、なんとなく自覚症状が出てきた時点から、急速に虫歯が進行してしまうという点です。

虫歯の進行と段階
CO 初期段階の虫歯
C1 エナメル質の虫歯
C2 神経に近い虫歯
C3 神経に達した虫歯
C4 末期の虫歯

フッ素による虫歯予防
フッ素を歯の表面に塗布する事で、硬く強い歯になり歯質の強化、初期の虫歯の進行を抑制する事が期待できます。

0 件のコメント:

コメントを投稿