2021年1月4日月曜日

歯周病は虫歯と同じく細菌による感染症です

 進行するにつれて、歯を支える歯ぐき・歯根膜・歯槽骨と破壊され、最終的には歯を失う病気です。厚生労働省が2012年6月に公表した歯科疾患実態調査では、成人の75~85%の方が歯周疾患を有していると報告されています。また、平成17年に8020推進財団がおこなった「永久歯の抜歯原因調査」では、歯科医院で抜歯した方の約42%が歯周病が原因によるものとなっています。

 

歯周病は生活習慣病! 歯周病菌が活動しにくい生活習慣を!

お口の中の微生物は700種類以上と言われています。
歯周病の原因となるのはその中の数十種類、細菌や真菌(カビ)、寄生虫(原虫)などです。歯周病菌とはこれら微生物の便宜的な総称です。歯周病菌は口腔内の衛生状態が悪くなると活発に活動し、増殖します。さらに生活習慣(食習慣・体調・飲酒・喫煙など)が乱れると体力が減衰し、免疫機能も低下するため、歯周病の活発な活動に拍車がかかります。歯周病の発症および進行は、歯周病菌だけの問題ではなく、日頃の生活習慣にも要因があるのです。

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お口の健康は毎日の食事を楽しむためにも、そして全身の健康を保つためにも大切なものです。虫歯や歯周病といったトラブルが起こった場合は、早期発見・早期治療に努めなくてはなりません。しかしそれ以上に大切なことは、「トラブルが起こる前に防ぐ」という姿勢です。

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虫歯や歯周病は歯や顎の骨などにダメージを与えますし、多くの場合、治療でも歯を削るなどの処置が必要になります。一度削った歯は、決してもとどおりにはなりません。それらのダメージの蓄積によって、将来的に歯の寿命が縮まる可能性もあります。お口の健康を保つためには、予防がとても重要なのです。虫歯も歯周病も、適切なケアによって防ぐことのできる病気です。

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