2016年9月26日月曜日

歯周病とは一体どの様な病気なのでしょうか?

最近、テレビのCM等でよく聞く歯周病。歯周病とは一体どの様な病気なのでしょうか?
歯周病は歯を支える骨(歯槽骨)が溶ける病気です。主な原因がプラーク(歯垢)、歯石です。 成人の8割の人が歯周病に罹っていると言われ、生活習慣病の一つとして捉えられています。歯周病は、自覚症状がないため、発見が遅れることが多く、気付いたら手遅れになる怖い病気なのです。

歯周病は口腔内だけでなく、全身にも悪影響を及ぼします。口腔内にひそむ歯周病菌は血液を介して全身に巡り、心臓病や肺炎を引き起こしたり、糖尿病を悪化させたりする場合があります。また、妊娠中は歯周病が発生・進行しやすく、お腹のなかの赤ちゃんに悪影響を及ぼす可能性があるので、特に注意が必要です。

歯周病の原因
プラーク
歯周病の1番の直接的な原因はプラークです。プラークとは、虫歯菌や歯周病菌をはじめとするさまざまな微生物のかたまりで、プラーク1㎎のなかに約1億個の微生物がいるといわれております。エアスケーラー

歯石
通常の歯磨きではとれません。この歯石の上にどんどんプラークがたまります。

タバコ
タバコを吸っている人は血流が悪くなり、歯周病が進みやすく、炎症がおきてしまうとなおりづらく、プラークもつきやすくなり、歯肉の色も黒ずんできます。

歯周病の予防には、まず何よりも毎日の歯のメンテナンスが重要です。また少しでもおかしいと思ったら専門医に相談することが肝要です。

ブラッシング
毎日少なくとも朝晩の2回は念入りな歯のブラッシングをすることをおすすめします。正しいブラッシングの方法につきましては歯科医院に相談すると教えてもらえます。
定期検診とクリーニング
しっかりブラッシングをしていても歯ブラシだけではなかなかプラーク(歯垢)は除去できません。定期的に歯科医院で歯や歯ぐきの状態を検診しましょう。またブラッシングではとれない汚れやプラークを除去するために、歯石取りやPMTCなどの歯のクリーニングをおすすめします。

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