2014年12月31日水曜日

歯肉炎と歯周炎の区別および歯周内科について

歯周病とは?
歯周病は歯と歯ぐきの境目に細菌が入り、歯ぐきや歯を支えている骨などを破壊してしまう病気です。放置すると歯が抜けてしまうばかりでなく、全身の健康にも深刻な影響を及ぼす恐れがあります。日本人の大半は程度の差はありますが歯周病にかかっているといわれています。歯科治療は専門な器材が必要です。一部分の器材はオートクレーブでの消毒が欠かせません。

歯周病に伴う症状は何ですか?
歯を磨くと歯肉から出血する
歯が伸びたと感じる
歯がぐらぐらして硬いものが噛めない
歯が浮いた感じや、歯肉がむずがゆい感じがする
朝起きた時、口の中がネバネバして気持ち悪い

歯肉炎と歯周炎の区別はなんですか?
歯肉炎とは
歯肉炎は歯肉(歯ぐき)にだけに炎症がある状態で、ほとんどの場合、歯みがきをきちんと行い汚れ(歯垢)をとれば回復します。歯周病の初期症状です。
歯周炎とは
歯周炎は歯ぐきだけではなく、歯を支える骨や歯の根っこを取り巻く歯根膜(しこんまく)という組織など、歯の周りの組織が破壊された状態です。

歯周内科とは?
歯周内科とは、位相差顕微鏡や試薬を使って、お口の中にどんな歯周病菌がいるかを検査したうえで、その菌に合った薬を使うことにより除菌する治療法です。菌の種類を特定して除菌するので、効果的な作用が期待できます。

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