2017年1月11日水曜日

ブリッジ治療と入れ歯治療について

ブリッジ
失った歯の前後に健康な歯があれば、ブリッジが適用できます。ブリッジは橋をかけるように、健康な歯を支えとしながら、連結した人工歯を被せて使用します。使用する人工歯には保険適用のものか、保険適用外のセラミックなどが選択できます。

ブリッジのメリット・デメリット
メリット
違和感が少なく、快適に過ごせます。
手術は不要です。前後に健康な歯があれば適用できます。
しっかり噛めるので、充実した食生活を送ることができます。
保険適用の人工歯も選択できます。
装着までが短期間です。

デメリット
両隣の健康な歯を削らなければなりません。
両隣の歯を支えにするため、負担がかかり、歯の寿命が縮まります。
食べカスなどが挟まりやすく、不衛生になりがちです。
保険適用素材のレジンを使用した場合、徐々に変色します。
入れ歯
歯を失った部分の周囲に健康な歯が残っていない、またはすべての歯がない場合は、「入れ歯」が適用できます。種類としては、周囲の歯にバネをかけて使用する「部分入れ歯」と、歯肉と顎に密着させてすべての歯を補う「総入れ歯」があります。

部分入れ歯
人工の歯肉と歯、そして周囲の歯に支えてもらうための「バネ」を必要とする部分入れ歯。保険内診療の場合は、金属のバネとなり、保険外診療ですと、バネの役割を果たすさまざまな歯科素材・治療方法があります。

総入れ歯
人工の歯肉と歯、そして顎の粘膜で吸着させるための「土手」と呼ばれる部分で形成される総入れ歯。保険内診療でおつくりすると素材が限定されますが、保険診療外の総入れ歯ですとさまざまなタイプがあり、より患者さまに合った精密な物をおつくりできます。
メリット

すべての方に適用できます。
外科手術を必要としません。
健康な歯を大幅に削ることもありません。
取り外せます。
保険診療内の場合、安価で制作できます。
デメリット
バネで支える場合、両側の歯へ負担がかかります。

固定性が弱く、がたつく場合があります。
痛みがでたり、発音がしずらい場合があります。
歯肉が薄くなったりすることで作り直しが必要です。

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