2017年1月18日水曜日

知覚過敏と虫歯の進行

歯が痛い、歯がしみる原因は?
冷たい飲み物を口にした時、歯が「キーン」というような痛みを感じたことはありませんか?それは知覚過敏の可能性があります。知覚過敏は歯頸部に発生するくさび状欠損や虫歯をはじめいくつかの原因によって引き起こされますが、最大の要因とされるのが、エナメル質という歯の表面部分に傷やひびが生じることです。 傷やひびが生じる原因として、歯ぎしりや正しい噛み合わせができていないことなどが要因になります。
歯ぎしりは結構な力を必要とすることからも分かるように、歯を過剰に傷めるものなのです。また、普段の食生活にも注意することが必要です。 例えば酸を含む飲み物や食べ物がいろいろありますが、それらの酸がエナメル質に影響を及ぼしている可能性は高いと言えます。 歯周病も知覚過敏の要因として考えられていますが、これは歯周病を防ぐために歯磨きを長い時間を費やして行うことでかえって歯のエナメル質を傷つけてしまっていることが原因です。
虫歯の進行
虫歯レベル1C1
歯の一番表層にあたるエナメル質に穴が開いた状態です。 この段階では痛みがないので虫歯に気がつかない場合があります。 早めの治療であれば痛みもほとんどありません。
虫歯レベル2C2
虫歯レベル1の状態でしばらく放置した状態です。 エナメル質の下にある象牙質にまで虫歯が到達してしまいます。 この段階までくると歯がしみるなどの症状が出はじめます。 この段階であれば比較的簡単な治療で終わります。

虫歯レベル3C3
虫歯が神経にまで達した状態です。 場合によっては激しい痛みが出てきます。 治療せずこのままの状況で放置してしまうと、歯を抜かなくてはいけない状況に なってしまいます。

虫歯レベル4C4
神経が死んでしまった状態です。 神経が死んでしまったので強い痛みはありませんが、 噛むと痛みや違和感があったり、 膿(うみ)が溜まって顔がはれたり、 細菌が血管を通り全身に影響をおよぼす可能性があります。

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