2014年9月1日月曜日

歯周病の特徴と進行についての情報

歯周病はどんな病気ですか?
歯の病気の代表的なものに虫歯と歯周病があります。虫歯は“歯そのもの”が破壊される病気ですが、歯周病は “歯を支える周りの組織(歯周組織)”に起こる病気です。自分で気が付かない軽い歯周病を含めると、40歳以上の成人の5人に4人以上が 歯周病にかかっていると言われ、歯周病は歯を失う最も大きな原因となっています。歯科病気の治療は専門な器材が必要です。一部分の器材はオートクレーブでの消毒が必要です。

歯周病はどのように進行するの?
1、歯の周りに歯垢がたまって歯ぐきに炎症(歯肉炎)を起こします。さらに歯と歯ぐきの間に歯周ポケット(溝)ができます。2、歯周ポケットが深くなり、歯垢や歯石が沈着。歯槽骨の組織の破壊が始まります。(歯周炎)3、歯周ポケットには膿がたまり、歯周組織の破壊が極度に進行し、歯は支えを失ってぬけ落ちます。

歯周内科治療とは?
顕微鏡検査によりお口の細菌の種類や数などを検査し、その細菌に合うお薬や歯磨き粉、洗口剤を用いてお口の中をきれいに除菌する治療法です。これらを行うことにより、歯周病菌を効率よく除去する事ができます。

歯周病と全身疾患の関連性はなんですか?
歯周病は口腔内の病気ですが、実は全身疾患の原因となることがあります。歯周病がある程度進行すると、歯周病菌が口腔内の毛細血管を通じて全身の臓器に運ばれて、肺や心臓の病気などを引き起こすおそれもあります。


0 件のコメント:

コメントを投稿