2014年9月28日日曜日

歯周内科治療および歯周病と糖尿病の関係の紹介

歯周病とは
歯周病とは、歯にこびり付いたプラークや歯石にひそむ歯周病菌が歯周組織に炎症を起こし、徐々に顎の骨を溶かしていく病気です。初期段階では痛みなどの自覚症状がほとんどないことから「沈黙の病気」とも呼ばれており、症状に気付いたときには重症化していることがよくあります。症状があっても放置していると、最終的には歯が抜け落ちてしまうこともある恐ろしい病気なのです。歯科病気の治療は専門な器材が必要です。一部分の器材はオートクレーブでの消毒が必要です。

歯周内科治療って?
顕微鏡検査によりお口の細菌の種類や数などを検査し、その細菌に合うお薬や歯磨き粉、洗口剤を用いてお口の中をきれいに除菌する治療法です。これらを行うことにより、歯周病菌を効率よく除去する事ができます。

GTR法とは?
溶かされた顎の骨や歯根膜などの歯周組織を再生させる再生療法の一種です。歯ぐきを切開して歯石を取り除いてできた空間に特殊な膜「メンブレン」を挿入し、歯肉の侵入を防ぎながら骨や歯根膜などの歯周組織の再生を促します。

歯周病と糖尿病の関係はなんですか?
以前から、糖尿病の人は歯周病にかかってしまうリスクが高いと言われていました。さらに近年では、逆に、歯周病にかかると糖尿病が悪化するという報告もあります。つまり歯周病と糖尿病は、お互いに悪影響を及ぼしあう関係なのです。

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