2015年12月22日火曜日

歯の喪失原因の第1位の病気

歯周病とは、歯周組織に発生する疾患の総称のことです。かつては歯槽膿漏とも言いました。歯周病は歯肉に限局する歯肉炎と歯周組織まで炎症が拡がる歯周炎に大別されます。現在でも30才以上の成人の約80%が歯周病にかかっていると言われ、 歯の喪失原因の第1位になっています。診療ユニット

歯周病セルフチェックリスト
歯周病は気づきにくい病気です。下記の中にひとつでも当てはまるものがあれば、検査を受けていただくことが大切です。
歯ぐきが腫れている。
歯みがきのときに歯ぐきから血がでる。
口臭が気になる。
歯がグラグラする。
歯が以前より長くなった。

喫煙と歯周病の関係
タバコの中に含まれるニコチンは血管を収縮させる作用があり、代謝を妨げ、細菌の攻撃による炎症などからの回復を遅らせてしまうと考えられるのです。歯周病だと診断された方で、歯をできるだけ失いたくない方は、是非禁煙に取り組まれて下さい。禁煙されるとその効果は確実に実感できます。

PMTCによる歯科病気の予防
PMTCとは「Professional Mechanical Tooth Cleaning」を略したもので、専用器具を用いた歯のクリーニングのことです。日常の歯みがきだけでは取りきれないプラークや歯石を除去して、虫歯や歯周病になりにくい口腔内環境に整えます。

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