2015年12月11日金曜日

多くの日本人がかかる歯周病について

歯周病は、歯科の三大疾患の一つで日本人に多く、歯を支えている歯肉や顎の骨が、化膿したり破壊されたりする病気です。歯周病は限度を越えてひどくなるとどんなに一生懸命に治療しても手遅れになります。(オートクレーブ)

歯周病は初期の自覚症状に乏しい病気です。知らぬ間に感染して、症状に気づいた頃にはかなり重症になっていることも珍しくありません。具体的な症状としては、まず歯ぐきに炎症が起きて血が出たり、膿が出たり、口臭がひどくなったりします。さらに進行すると、歯を支えている顎の骨が溶かされていき、最終的には歯が抜け落ちてしまいます。

歯周病と全身疾患
歯周病は読んで字のごとく、歯の周囲に起きる病気。ですが歯周病菌が口腔内のキズなどから毛細血管を通じて各臓器に運ばれると、全身疾患を引き起こしてしまいます。歯を失うだけではなく、全身の健康を害する恐れがあるのでそういった意味でも予防が肝心です。

歯周病を予防するには
歯周病は治らない病気と言われていますが、予防は可能です。正しいプラークコントロールを身につけて毎日、口腔環境を清潔に保つことが必要です。それに加えて、定期的な検診および歯科医院での機械的清掃により、歯周病の悪化、治療後の再発を予防することができます。

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