2014年10月15日水曜日

オートクレーブと呼ばれる滅菌器の規格について

滅菌は一般的にはオートクレーブと呼ばれる滅菌器を使って、行われています。この中では130℃以上と言う高温の蒸気が作り出されます。器具や器材に付着した微生物は この高温の蒸気にさらされることで、自身を構成しているたんぱく質が変性を起こして死滅します。ですから、もしこの蒸気が当たっていない場合があれば そこにいる微生物は死滅していないと言うことになります。

日本や海外では、このよなことが無いように、いくつかの滅菌器の規格がありますが その中でもヨーロッパの規格は最も厳格と言われています。このたび、当院で導入しました滅菌器はこのヨーロッパの規格の中でも 最高基準のクラスBに位置しており、器具や器材の隅々まで蒸気がいきわたる工夫に優れているため 確実な滅菌効果を得ることができます。これからも皆様に安心して治療を受けていただけるよう、感染予防にも力を入れていきたいと考えています。

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