2016年11月11日金曜日

歯周病のレベルと症状

歯周病とは、成人の 78 割がかかっている生活習慣病です。自覚症状はあまりなく病状がかなり進行してから気付くことが多い病気です。歯周病の原因は、プラーク(歯垢)です。プラークは、単なる食べかすではなく、実は細菌の塊なのです。細菌が歯と歯ぐきの境目の中で異常増殖すると、歯周ポケットと呼ばれる空間が形成され、歯ぐきが腫れ、最悪の場合あごの骨が溶けて歯が抜け落ちます。

レベル1:歯肉炎
歯周ポケットが発生して、しだいに歯肉が炎症が発生してきます。 まだ、この時期であれば歯磨きで改善は可能です。
レベル2:軽度歯周炎
炎症はしだいにひどくなり、赤みがかかってきます。ここまで進行すると麻酔をして歯石除去をする治療が必要となってきます。

レベル3:中度歯周炎
ここまで進行してしまうと、歯肉は減退し歯根部分も侵されています。最悪の場合は抜歯しなくてはならなくなります。

レベル4:重度歯周炎
歯槽骨が広く破壊され、歯がグラグラの状態です。もはや抜歯をするしかありません。

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