2016年11月15日火曜日

軽度歯肉炎と重度歯周炎

歯と歯ぐきの間には12ミリの小さな溝があります。歯根は顎の骨(歯槽骨)に支えられていますが、その小さな溝に歯垢がたまると、そこから発生するばい菌が様々な毒素を出し歯ぐきや歯槽骨を破壊していくのです。これが歯周病といわれる病気です。症状によって歯肉炎・歯周炎に分けられます。
軽度 歯肉炎
歯の周りについた歯垢(プラーク)が石灰化して歯に付着します。 歯ぐきがはれ、歯みがきの時の出血、歯ぐきがむずむずしたり痛んだりする、この症状が出ている段階を歯肉炎と呼びます。

重度 歯周炎
歯ぐきや歯槽骨が溶けはじめている状態になると歯周炎です。歯が長くなったように見えたり、歯がぐらぐら揺れている状態になっています。この段階になると、治療に時間がかかるばかりか、最悪の場合歯を抜いてしまわなければなりません。

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