2015年9月7日月曜日

虫歯になる4つの要素と虫歯の予防

「歯が痛い」「歯がしみる」「歯の表面が黒くなっている」こういった症状がある方は、虫歯が疑われます。虫歯は、放置しておくとどんどん悪化していく進行性の病気。決して甘く見ることはできません。

以下に虫歯になる4つの要素を挙げます。これらの要素を遠ざけ、虫歯のない健康な口内環境を目指しましょう。
虫歯菌
虫歯を引き起こす細菌です。糖分を栄養にして酸を出し、歯をじわじわ溶かしていきます。

糖分
食べかすに含まれる糖分は、虫歯菌の栄養源です。糖分を控えることも予防につながります。

口内環境
だ液や歯質が関係しています。ブラッシングできてないと虫歯菌が活動しやすい環境になってしまいます。

時間
食後30分が虫歯菌がもっとも活発にはたらくといわれています。30分以内に忘れずにブラッシングしましょう。マイクロスコープ

C0~C4の虫歯の状態
C0 ごく初期のむし歯
表面のエナメル質が溶けはじめ、白く濁っている状態です。

C1 エナメル質のむし歯
エナメル質がさらに溶け、黒ずんで見える状態です。

C2 象牙質のむし歯
エナメル質の内側にある象牙質までむし歯が進行した状態です。

C3 神経のむし歯
むし歯が神経まで進行した状態です。

C4 歯根まで達したむし歯
歯の大部分が溶かされてしまい、歯根までむし歯に冒された状態です。

フッ素での虫歯の予防
地球上で17番目に多い元素で、元素記号は「F」。土の中や水の中に含まれていますが、自然の状態で存在することはまれで、私たちが利用しているのはほとんどがフッ化物です。フッ素(フッ化物)は酸に溶けにくい強い歯を作るはたらきがあり、世界各国で虫歯予防に利用されています。

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