2015年9月17日木曜日

歯を溶かす虫歯について

「歯が痛い」「歯がしみる」「歯の表面が黒くなっている」こういった症状がある方は、虫歯が疑われます。虫歯は、放置しておくとどんどん悪化していく進行性の病気。決して甘く見ることはできません。マイクロスコープ

虫歯のメカニズム
虫歯は、プラークの中の細菌の感染によって起こります。細菌は、飲食した食べ物から栄養を取り、酸を作ります。この酸によって歯が溶かされてしまった状態が虫歯です。

虫歯の進行
初期の虫歯
歯の表面が溶かされている状態。歯が白く濁っており、よく見ると虫歯に冒された部分(患部)に黒い点が確認できます。

象牙質の虫歯
歯の中の象牙質まで進んでしまった虫歯です。噛んだときに痛みを感じたり、冷たいものや甘いものが歯にしみたりします。

神経の虫歯
象牙質の奥にある神経にまで進んでしまった虫歯です。熱いものもしみるようになります。神経が圧迫されるため、ズキズキと痛みます。

末期の虫歯
歯冠(歯の頭の部分)がなくなり、歯の根の部分だけが残ります。神経が死んでしまっているので、痛みはありませんが、膿むと激痛が走ります。

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