2015年9月14日月曜日

虫歯の知識

虫歯の原因
虫歯の原因は「歯垢」と呼ばれるものです。良くテレビのCM等で耳にする言葉だと思いますが、プラークとも言います。この歯垢は、ただの食べカスでは無く、非常にたくさんの細菌が集まっているものです。この細菌たちが糖を分解して酸を作り、その酸が歯を溶かす、それが虫歯です。 人間の口の中は、基本的には中性に保たれています。しかし、糖分が口の中に入ると細菌がどんどん酸を作りだし、口の中が酸性になってしまいます。そしてある一定の濃度に達してしまった時、歯は耐えられなくなり溶けてしまうのです。口の中は酸性になった場合、自動的に中性に戻っていくのですが、この時間差が長ければ長いほど歯が溶けて虫歯になってしまうというわけです。マイクロスコープ

虫歯は治りますか?
虫歯の症状には段階があります
始まったばかりの目に見えないような虫歯なら、唾液の働きやプラーク除去でお口の環境を良くして溶けた部分を修復し、元の健康な歯に戻すことができます。しかし、いったん穴があいてしまったら、元の健康な歯には戻せません。その穴をプラスチックや金属で埋める処置が必要になります。

寝る前に甘い物を食べるとむし歯になる?
起きているときよりも、なりやすいでしょう。むし歯の発生を抑える役割をする唾(だ)液の分泌量は、寝ている間には激減します。砂糖が歯に付着したまま寝ると、むし歯菌は喜んで酸をつくり、歯に打撃を与えます。

根管治療とは?
根管治療は、虫歯菌が歯の神経まで進行してしまった場合に行う治療方法です。歯の根の部分を特殊な器具を使用して、虫歯菌を綺麗に取り除き被せ物をします。時間がかかりますがしっかりと治療を行えば抜歯をする必要がなくなります。

0 件のコメント:

コメントを投稿