2015年9月21日月曜日

歯周病と歯石の紹介

歯周病はどうして起きるのですか?
歯の汚れ(プラーク)が歯と歯ぐきの間にたまると、その中にいる細菌が毒素を産生し歯周病を引き起こします。マイクロスコープ

歯周病かどうかは、どのようにしてわかりますか?
歯ぐきの状態や、歯を支えている骨の状態をレントゲンで撮影することで確認できます。
また、歯と歯ぐきの境目にある歯周ポケットと呼ばれる溝の深さでも進行の度合いをはかることができます。

歯石
歯石とは歯垢が硬くなったものです。歯みがきでみがき残した歯垢が、唾液の中のミネラルと結合して、硬くなって出来ます。「石」という字の通り、歯石はとても硬く、いったんついてしまった歯石は歯ブラシでは取ることが出来ません。また、歯石を放っておくと歯茎が腫れたり、痛んだり、硬いものが食べにくくなったりといった症状も出てきます。更にその上に歯垢がたまっていき増え続けます。歯石は細菌の温床になるばかりでなく歯肉を刺激して、歯周病の原因となったり、歯周病を悪化させますので、定期的に歯医者さんで取ってもらうようにしなければなりません。

歯周病はどのように予防するのでしょうか?
歯周病を予防するためには、何よりもまずプラークコントロールが不可欠です。歯の周辺に付着したプラーク(歯垢)を除去し、細菌を減らすことで歯周病の進行を食い止めることができます。歯の上側の歯垢は、ご自身の毎日のブラッシングによって取り除くことができますが、歯肉の内側深く入り込んだ歯垢は、ご自身で除去できないため歯科医院にて清掃を行う必要があります。ご自身と歯科医院の相互の取り組みによって、歯周病を予防していきます。

0 件のコメント:

コメントを投稿