2018年10月24日水曜日

専用の器具を用いて歯周ポケットの深さを調べ、歯周病の進行具合を確認します。

歯を失う原因のうち、もっとも多い「歯周病」。歯周病は、プラーク(歯垢)に含まれる歯周病菌によって歯ぐきに炎症が起き、放っておくと顎の骨までもが溶かされてしまうおそろしい病気です。痛みなどの自覚症状がほとんどないまま進行し、最悪の場合には顎の骨が歯を支えられなくなり、歯が抜け落ちてしまいます。そうならないためには、定期的に歯周病検査を行うことと、予防に努めることが大切です。
歯周病のサインは「歯ぐきが赤く腫れる」「ブラッシング時に血が出る」などさまざま。「これって歯周病……?」と思ったら、早めに検査を受けましょう。けやき台鈴木歯科では、「歯周ポケット検査」を実施しています。歯周ポケット検査・・・歯周病になると歯と歯ぐきの間にある隙間「歯周ポケット」が深くなっていきます。専用の器具を用いて歯周ポケットの深さを調べ、歯周病の進行具合を確認します。

朝起きたとき、口の中がネバネバする。
歯を磨いた時に血が出る。
口臭が気になる。
歯と歯の間に食べ物などが詰まりやすい。
以前に比べて歯が長くなったような気がする。(歯茎が下がったように見える)
歯がグラグラする。浮いているような気がする。
歯茎が赤く腫れたり、膿が出る。
硬いものを噛むと痛んだり、噛みにくい。
糖尿病の人は健康な人に比べて歯肉炎や歯周炎にかかっている人が多かったり、歯周病になると糖尿病の症状が悪化するという調査結果が報告されています。
つまり、歯周病と糖尿病の関係は特に密接で、糖尿病を治療することで歯周病が、歯周病を治療することで糖尿病が改善される可能性があるのです。

動脈硬化の要因の一つとして、歯周病菌などの細菌感染が注目されています。歯周病菌が血流に乗って血管へ入り、その刺激によって動脈硬化を引き起こす物質が出るというのです。
また、それによってできた血管内の沈着物が血液の通り道を細くすることで、心臓疾患も引き起こすといわれています。

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