歯周病はSilent Disease(静かなる病気)と形容されるほど初期の段階では自覚症状のない病気です。歯周病自己診断で危険度の高い方は歯科医院で診てもらいましょう。
口の中がネバネバする
口臭がひどいような気がする
歯ぐきが腫れぼったく、歯が浮いた感じがする
歯ぐきが腫れていて赤黒い
冷たいものがしみる
歯と歯の間に食べ物がつまりやすい
歯を磨くと歯ぐきから血がでる
押すとグラグラする歯がある
起床時に口の中がネバネバしている
歯ぐきが縮んで、歯が長く見える
歯ぐきがブヨブヨで押すと血や膿がでる
歯並びが変わったような気がする
歯周病菌はお口の中から血管や気管などを通じて全身をめぐり、脳から心臓、肺、子宮など、全身のあちこちに到達し、さまざまな病気を引き起こすことがあります。中には脳梗塞や心臓病、肺炎など、命にもかかわる大病を招くこともあるのです。つまり歯周病治療とは、歯だけでなく、命を守るための治療でもあるのです。たかが「歯ぐきの腫れ」では済まない歯周病。ご自分のために、積極的に予防・治療に取り組みましょう。
肺
【誤嚥性(ごえんせい)肺炎】
誤嚥によって、歯周病菌が肺の中に入り込むと肺炎を引き起こすことがあります。歯周病にかかっていると免疫力も落ちるため、よりリスクが高まるといえます。
心臓
【細菌性心内膜炎】
心臓弁やその周辺に歯周病菌が付着し、繁殖して起きる感染症です。
【狭心症】【心筋梗塞】
動脈硬化の影響によって血流が不足し、心筋が酸素不足になって起こります。
消化器
【胃炎】【胃潰瘍】【胃がん】
歯周病菌は、胃炎や胃潰瘍、胃がんの原因になる可能性があるさまざまな抗原(人体を異物侵入から守る免疫反応を起こす物質の総称)を持っており、その免疫反応によって全身にも炎症を招くことがあります。
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