2015年8月10日月曜日

歯茎にできた白いできものの正体

歯茎に白いできものができることがあります。膿は歯茎の中に細菌の住みかがあると出てくるのです。しかし、実はほとんどが歯が原因で歯茎から膿が出ているのです。そしてそのままにしておくとその歯を抜かなくてはいけなくなってしまうこともあるのです。時々自分では、見えないですが、歯科用顕微鏡などで確認できます。

  虫歯やけがなどで、歯の神経が死んでしまったり、歯の根の治療が不適切だったりした場合に、歯の根の先に膿が溜まってしまいます。歯茎の中の膿が多くなってくると破れてそこから膿が出て、その後しぼみ、また溜まると破れることを繰り返します。実は、この白いできものの正体は、その溜まった膿の袋の出口なのです。婁孔(ろうこう)またはフィステルといい、膿を出し終わると無くなり、また膿が溜まると現れます。

  歯茎にできたできものが痛い場合、腫れや出血を伴う場合は、歯周病の可能性もあります。それだけでなく、膿が血液によって体の中に運ばれてしまうと、心臓の病気を引き起こしたりアレルギーの原因になったりすることもあります。

については、自分で潰すこともできますが、潰すと「臭い」膿が出てくるだけで、しばらくすると、元に戻ります。他の症状としては体調が悪いとき、歯が浮く感じがしたり、熱が出て痛みが出ることもあります。

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