2015年8月14日金曜日

歯科病気の予防法

歯が抜けてしまう原因で特に多いのは虫歯と歯周病です。これらの病気は細菌感染によって起こることがわかっているため、予防することが可能です。しかし、日本では未だに虫歯や歯周病で歯を失う方が絶えず、平均して80歳の時点でわずか8本程度しか歯が残っていないのが現状です。一方、歯の定期検診が一般的に行われ予防の意識も高い欧米では、80歳を超えても平均20本以上の歯が残っているのです。今度は歯科病気の予防法を紹介します。歯科治療は専門な歯科機器が必要です。

PMTC(クリーニング)
虫歯や歯周病の原因となるのはプラークなどの細菌の集合体「バイオフィルム」です。
このバイオフィルムはご自宅での歯磨きではなかなか取り除くことができず、どんどん多くなり、虫歯や歯周病を発症させます。バイオフィルムを効率よく効果的に取り除くには、プロの手によるクリーニングが必要です。「PMTC」は専用の機材を使用して歯周ポケットや歯の根の部分のバイオフィルムを取り除き、キレイに磨きあげる予防法です。歯の表面もツルツルに磨きあげるので、細菌が付着しにくく、細菌の少ないお口の中にすることができます。

歯石を除去( スケーリング)
スケーリングとは、歯や歯周ポケット内に付箸した歯石を除去する処置法です。歯石はムシ歯・歯周病の原因であるプラークがつきやすく、放っておくとさらに再形成されます。そで専用器具を使用して、歯石を除去することで、ムシ歯・を歯周病を予防します。

フッ素塗布
歯科医師、または歯科衛生士が行います。フッ素塗布により、むし歯予防の効果もあり、また、初期のむし歯の場合には、回復することもあります。

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