2015年8月4日火曜日

歯の喪失の原因

歯科の三大疾患はむし歯歯周病と顎関節症で,歯の喪失とは密接な関係があります.最も根本的な原因というと、やはり虫歯と歯周病といったような二大な歯科病のことです。、これらの口腔内病に対しては、歯科用顕微といったような歯科機器を利用して、口腔内の状況をチェックしながら、治療を行います。
 
   口腔系には歯,唇,口の粘膜,舌,顎関節,咀嚼筋群,表情筋の一部があります.歯科ではこの正常な発育と歯であれば虫歯,歯ぐきであれば歯周病,顎関節であれば顎関節の正常な形態と機能,唇であれば歯列の状態による唇の形,舌であれば嚥下,発音,発語に関係する舌癖と歯列の関係,咬み合わせ由来の咀嚼筋群や表情筋 の発育を正常に且つ健康に発育させなければなりません.これらを阻害する因子のひとつが歯の喪失です.

   歯の喪失が進んでブリッジや義歯が増えるほどメンテナンスは難しくなります。歯科医院での定期検診は、1本も欠損のない人で1年に1回、1本でもブリッジや義歯、インプラントがある人は、6カ月に1回の割合で受診したいのです

  ところで歯ぎしりや食いしばりでも歯が悪くなる人がいます。そのまま放置しておくと、歯がすり減るだけでなく、欠けたり折れたりしますし、インプラントやかぶせたものまで破損する場合があります。歯周病も悪化する。顎(あご)の関節が痛んだり、口が開かなくなったりする顎関節症の原因になり、肩こりや頭痛なども引き起こすことがあります。

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