2015年8月7日金曜日

なんで歯周病が怖いか

なんで歯周病が怖いのでしょうか。まずは歯周病という病気を知っておきましょう。歯周病とは、歯周病菌がこの歯と歯茎の隙間に入り込み、やがては歯槽骨(歯を支えている骨)に達し、この骨を溶かしてしまう病気です。骨を溶かしてしまうなんて、歯を溶かしてしまうむし歯菌と同じくらいこわいです。
  
   歯周病は虫歯と同じく、口腔内菌による感染症です。虫歯は虫歯菌、歯周病は歯周病菌がそれぞれ原因となります。口移しやキスなど、保菌者から何らかの形で口の中に歯周病菌を移されることにより、歯周病になると考えられています。簡単に言うと、歯周病は歯周病菌が出す毒素によって、歯を支えている骨が溶けていく病気です。歯周病に関する治療法については、歯科機器が必要で、例えば、マイクロスコープといったような用具があります。

    歯周病は自分では気付きにくい病気だからです。現在、日本人は成人のうち85%以上が歯周病にかかっているというデータが出ているのですが、実はそのうちの70%は自覚症状がないと言われています。

  歯周病菌が全身の病気を引き起こす理由は、歯肉にある豊富な毛細血管にあります歯周病原因菌が歯肉組織まで侵入してくると、豊富な血管に入り込み、血液を介入して全身にまでまわります。その結果、身体の各部にまで、病気を発症させることになるのです。ですから、歯周病を一旦発病しますと、直ちに治療して治療してください。そうしないと、全身的に影響がありますので、ご注意ください。

0 件のコメント:

コメントを投稿