2015年8月26日水曜日

歯周組織が破壊されていく病気について

歯周病とは
歯周病とは、歯垢(プラーク)に棲む歯周病菌が出す毒素により歯周組織が破壊されていく病気。歯ぐきに炎症が起きることにはじまり、次第に歯を支える顎の骨が溶かされ、悪化すると歯が抜け落ちてしまうこともあります。マイクロスコープ

歯周病は何歳から気を付ければよいのでしょうか?
歯周病の原因は、歯に付着する歯垢や歯石に潜む細菌によるものです。当然、歯が生えた時点から蓄積していきますので、注意する必要があります。特に、20歳を過ぎてご自身で健康管理をする年齢になられてからは、年に3回の口腔内のメンテナンスが歯周病予防には必要です。

歯並びと歯周病の関係は?
歯並びが悪いと見た目の美しさを損なうだけでなく、食べカスが詰まったり歯を磨きづらかったりと普段のお手入れに支障をきたします。そのため、口内環境を清潔に保つのが難しくなり、歯周病になりやすくなってしまします。

歯周病の検査方法はなんですか?
歯周ポケット検査「プローブ」というものさし状の器具を用いて、歯と歯ぐきの間の溝(歯周ポケット)の深さを調べます。深ければ深いほど、歯周病が進行しています。

歯の揺度検査ピンセット状の器具で歯をつまんで動かし、グラつき度合いを調べます。グラつきが大きいほど、歯周病が進行しています。

レントゲン検査顎の骨の状態をレントゲン撮影にて調べます。骨密度が低いほど、歯周病が進行しています。

CT検査レントゲンでは見えない顎の骨の詳細な状態などまで撮影します。

0 件のコメント:

コメントを投稿