虫歯とは、歯が虫歯の原因であるミュータンス菌が作り出す酸によって歯が溶けてしまう事です。 これを脱灰といいます。しかし健康な歯は、ただ溶け続けるだけでなく、自然に元に戻ろうとする力があります。これを再石灰化といいます。
普段は脱灰、再石灰化をくりかえしているので、このバランスがしっかり取れていれば、虫歯は進行しません。しかし、お口の中に食べカス等が残って歯の表面が「べとついた状態」が続くと、それをエサとして虫歯菌の活動が活発になります。そうすると歯が溶けるスピードが早くなり、歯が持つ元に戻ろうとする力(再石灰化)が追いつかず虫歯になってしまいます。そしてこれを放っておくとさらに内部へ広がっていき、どんどん虫歯が進行していきます。
虫歯を放置するとどうなりますか?
痛みはどんどん激しくなってきます。
治療の難易度が高くなります。
通院回数が増えます。
治療にかかる時間がながくなります。
治療費がかさみます。
抜歯のリスクが高まります。
口腔内だけでなく全身に問題が起こる場合があります。
虫歯の進行階段はなんですか?
C0 初期の虫歯。
C1 エナメル質の虫歯。
C2 象牙質の虫歯。
C3 神経の虫歯。
C4 神経が壊死した虫歯。
根管治療とは?
虫歯が進行して歯の神経まで侵されてしまった場合に行う治療が「根管治療」です。神経が侵された歯は、以前であれば抜歯するしかありませんでした。しかし、根管治療によって歯の根をしっかり治療することで抜歯せずに残すことができます。歯科では専門な歯科材料が必要です。
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