2020年10月6日火曜日

現在、成人の約8割の人が歯周病にかかっていると言われています

 現在、成人の約8割の人が歯周病にかかっていると言われています。

そして、30歳以上の人の大半が、虫歯ではなく歯周病が原因で歯を失う事が分かっています。歯周病の初期は、症状もわかりづらく、自分の口の中のことですら気づかない事もあります。

進行するにつれ、知覚に訴える様々な症状が繰り返し起こってきます。さらに進行すると、朝、目覚めたら勝手に歯が抜けていたという結末になることもあります。そうならないために大切なことが、早期発見・早期治療、そして、メインテナンスです。一番怖いのは、歯周病であることを軽視して放置しておくことです。早めに治療を受けることで、治ることもあります。

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歯周病の一番の原因は、歯垢(プラーク)です。歯や歯ぐきの周りにベタベタと付いている白いものです。これはバイ菌のかたまりで、虫歯菌や歯周病菌をはじめとするさまざまな微生物がかたまったものです。プラーク1mgの中には、1億個の微生物がいるともいわれています。このような細菌の集合体を「バイオフィルム」と言い、これらはネバネバした分泌物で守られているため、抗生物質や殺菌剤なども効きにくくなります。そのため、バイオフィルムの中の歯周病細菌が活発になると、歯周病が発症したり悪化したりしてしまうのです。

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プラークの除去

歯周病の原因となる歯周病菌を減らす為には、毎日のていねいな歯みがきでプラークを除去していくことが必要です。みがき残しをなくすために、効果的な歯みがきの方法や、歯間ブラシのような口の中の状態に応じた道具の使い方を身につけていただくことが重要です。しかし、歯ブラシでは落としきれない頑強なバイオフィルムという構造体が歯にこびりつくことがあります。これを除去するためには定期的に専門的なクリーニング(PMTC)を受けていただくことが必要です。

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