2020年10月5日月曜日

虫歯の進行は下記のようにC0~C4~Perの分類に分けられ、進行程度によって治療内容が異なってきます

 C0(要観察歯)

初期の虫歯です。まだ歯に穴は開いていない状態です。この状態の時は、フッ素塗布やキシリトールによる念入りな歯磨きなどで歯を再石灰化させる事が可能です。また、萌出中の大人の歯のかむ面(咬合面)の溝などには、歯ブラシの毛先も届きにくいので、予防処置として削らずに溝を埋めるシーラントが有効になります。

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C1(エナメル質内のむし歯)

歯の表面のエナメル質のみに穴が開いている状態です。一般的に痛みなどの自覚症状はありません。ただ、放置すると進行してしまいますので抑制をはかり経過観察するか、もしくは削って詰める治療を行います。削る部分は最小限ですみます。

 

C2(象牙質に達するむし歯)

エナメル質より内側にある象牙質に達した虫歯です。まだ神経には達していない状態ですので、激しい痛みはありませんが冷たいものや甘いものがしみ始めます。金属または白い材質によって削って詰める治療を行います。

 

C3(歯髄に達するむし歯)

虫歯が歯の中心にある神経(歯髄)に達し、神経が炎症を起こした状態です。神経が圧迫され激しい痛みに襲われます。麻酔をして歯を大きく、深く削り神経を除去します。

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C4(歯根に達するむし歯)

虫歯が大きくなりすぎて、歯が崩壊した状態です。神経は死んでしまっていることが多く、虫歯菌が血管から侵入し心臓病、腎臓病を引き起こす場合もあります。治療が可能な場合は治療しますが、かぶせ物がしっかりできないほど虫歯が大きい場合、抜歯しないといけなくなってしまいます。

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