2017年3月17日金曜日

虫歯のない方でも、歯周病には注意が必要です

日本で歯を失う原因のトップにランキングされている病気、それは虫歯ではなく歯周病です。成人の約8割が、すでにかかっているかその予備軍であると言われています。外見的には健康な歯に見えていても、初期段階では自覚症状がないだけに決して安心はできません。
歯を失う原因のほとんどが歯周病です
厚生労働省の調査によると、日本人が歯を失う原因のトップは虫歯ではなく歯周病で、なんと全体の4割を占めています。しかも成人の約8割が歯周病菌に感染していると言われており、決して他人事ではありません。しかも、病状がかなり進行するまで自覚症状がないので、気づいたら進行していたということもあります。すでに歯茎の腫れや出血があったり、口臭がひどかったりする場合は歯周病の可能性はきわめて高いと言えます。顎の骨が溶け、土台を失った歯が抜け落ちる前に、必ず歯科を受診しましょう。

あなたはいくつ当てはまりますか?
歯茎から血が出ることがある
 歯茎が腫れている
朝起きると口の中がネバネバする
 最近、口臭がひどくなった気がする
食事の後、食べカスが歯の間にたまりやすい
 気のせいか歯が長くなったように見える
硬いものを噛むと痛む
歯茎のあたりがムズムズする
歯茎から膿のようなものが出ることがある
歯がグラグラしている
PMTC
専門家によるお口のケアです。たくさんの細菌がお互いに結びつくと粘着性のあるバイオフィルムとなります。バイオフィルムは歯みがきでは落ちないので、歯科医師や歯科衛生士が取り除きます。

ブラッシング指導
磨けているつもりでも、歯と歯の間や奥歯の裏側などに歯垢が残っている場合もあります。あなたに合ったブラッシング方法をご提案させていただきます。

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