2017年3月3日金曜日

歯周病は細菌が歯と歯茎の境目に入り込んで炎症を起こしている病気です

歯周病の症状はどのようなものですか?
歯周病は虫歯のように激痛があるわけではなく、ゆっくりと進行し、歯の周りの骨を吸収する病気です。
自覚症状としては、
・歯磨きすると歯茎から血が出る・口臭がある・歯が重い感じがする・冷たいもので歯がしみる・歯がグラグラ動く感じがするなど
歯周病の対策はどうしたらよいのでしょうか?
歯周病は口の中にいる細菌の塊であるプラークと呼ばれているものが直接関わっています。 プラークが溜まらないように正しい歯ブラシの方法を覚えるのが大切です。 そして早期発見、早期治療が大切になってきます。

歯周病が進行するとどうなるの?
歯茎の炎症が進むと歯を支えている骨を溶かして歯がグラグラしていきます。また抜歯を伴うことも少なくありません。
歯周病は全身疾患や遺伝などは関係ありますか?
歯周病の直接の原因は、細菌性のプラークですが、その背景に、全身の病気、遺伝、生活習慣などが関与している事があります。 反対に歯周病から重篤な疾患を引き起こすこともあります。

タバコは歯周病と関係あるのでしょうか?
喫煙をすることにより、歯のまわりの組織の免疫力を低下させ、歯周病にかかりやすくしたり、症状を 重たくしたりします。 予防、治療には、禁煙、節煙が大切になります。
プラークと歯石は違うのですか?
プラークは細菌の塊である歯垢と呼ばれるものです。歯石はプラーク内の細菌や内容物がカルシウムや リンなどを沈着させるようになり、プラーク自体が石灰化して硬くなっていったものです。

歯茎からの出血するのはなんで?
磨き残しなど残っている汚れが原因で歯肉が炎症をおこしています。

歯石はどのくらいでとればいいの?
歯石とは、プラークが歯周病菌をかかえたまま石灰化して固まったものです。 一度しっかりとって歯磨きができれば、歯石はついてくることはないですが完全に歯石をとることは 難しいので、出来れば3ヶ月~半年くらいのペースで検診をお勧めします。

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