2017年3月22日水曜日

歯周病は生活習慣病のひとつ考えられています

日本の成人のおよそ8割がかかっているか、あるいはその予備軍といわれるほど蔓延している病気、それが歯周病です。虫歯同様、初期段階では自覚症状がほとんど見られないため、気づいたら重症化していることも珍しくありません。歯周病では、歯周病菌がプラーク(歯垢)や歯石内で増殖して、歯ぐきに慢性的な炎症を引き起こし、やがては歯を支える骨が溶かされていきます。それを放置すれば、歯は抜け落ちてしまうことに……。実は、日本人が歯を失う原因の第1位は歯周病だといわれているのです。
歯周病と深い関係があるとみられる全身疾患
心臓病
歯周病菌が血管に入り込むと血栓ができやすくなるため、動脈硬化や脳梗塞などのほか、心臓の病気(心筋梗塞、狭心症など)を招くことがあります。

早産
歯周病菌は子宮の筋肉に影響を与えることがあるため、早産や低体重児出産を引き起こす危険性を高めるといわれています。

糖尿病
糖尿病と歯周病には深い相互関係がみられ、互いの病気の発症やその症状の悪化を誘発することが報告されています。
肺炎
唾液に含まれている歯周病菌が気管から肺に入り込むことにより、肺炎を引き起こすことがあります。

予防
専門の器具を使って行う歯のクリーニングです。普段のブラッシングでは磨きにくい歯と歯の間、歯と歯ぐきの間のプラークや歯石を徹底的に除去します。
PMTCの効果~
虫歯や歯周病を防ぎます。
歯がツルツルになり、汚れの再付着を抑制。
フッ素入りペーストを用いることで歯を丈夫に。
口臭予防にも役立ちます。
歯の色素沈着も除去できるので、自然な歯の白さを取り戻すことが可能です。

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