2020年11月3日火曜日

オールセラミックは、その名の通り、すべてセラミック(陶器)から成ります

 オールセラミック

補綴物(ほてつぶつ:詰めものや被せもの)の素材にはいくつかの種類があり、そのうちの一つに「オールセラミック」があります。
オールセラミックは、その名の通り、すべてセラミック(陶器)から成ります。
補綴物のなかには金属を使ったものもありますが、オールセラミックには金属がいっさい使われておらず、自分の歯のような透明感があります。
金属を使った補綴物の場合、歯ぐきが痩せると金属部分が見えてしまったり、金属イオンの作用によって歯ぐきが黒ずんだりすることがありますが、オールセラミックではこうした心配がありません。
また、補綴物のなかで最も透明度が高いことから、前歯のように見た目を重視したい歯の治療に適しています。

歯科器具


オールセラミックはこんな方にお勧めです。

前歯の形や歯並びを整えたい方

過去に金属を使った補綴物を入れて、見た目に悩みのある方

歯髄(歯の中の神経)を取ったものの、クラウン(被せもの)で覆っておらず、歯が変色してきた方

金属アレルギーの方 など

 

ハイブリッドセラミック

セラミック(陶器)とレジン(プラスチック)を混ぜた材料で作られたクラウンです。
オールセラミックよりも軟らかく、周囲の歯にダメージを与えにくいメリットがありますが、色調は多少劣り、年を経るにしたがって変色してきます。

 

ラミネートベニア

ラミネートベニアとは、歯の表面を薄く削り、オールセラミックやハイブリッドセラミックスでできた「つけ爪」のような薄片を貼り付け、見た目を白くしたり、歯のすき間をなくしたり、欠損部分をカバーする治療のことです。

ラミネートベニアはこんな方にお勧めです。

前歯の歯並びが比較的良い方

ホワイトニングで満足のいく結果が得られなかった方

歯と歯のすき間をなくしたい方

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メタルボンド

中身は金属で、外から見える部分にのみセラミック(陶器)を貼り付けたクラウンです。見た目が良い上に変色せず、強度もあるため、よく使用されます。

 

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