2014年1月21日火曜日

8020運動と予防歯科の関わり


8020運動とは80歳で20本歯を残そうというものです。スウェーデンでは既にほぼ達成されており、アメリカは2010年達成予定、日本では2040年達成予定と、かなり遅れをとっています。これだけの差が生じる原因は予防歯科の立ち遅れにありそうです。今度は予防歯科について説明いたします。

予防の言葉の示す意味通り、お口の中の環境を整え、虫歯・歯周病になるのを予防すること、もしくは早期発見し早期治療へ結びつける役割があります。治療後は定期的に歯科医院を受診していただき、歯科医師による検査、歯科衛生士による口腔ケアを行い、継続することで常によりよい口腔内環境を維持することが可能となります。

予防歯科のオフィスケア
1、定期健診による、お口の健康状態の確認、歯周検査
2、超音波スケーラーのような機械による、歯垢・歯石の除去
3、歯磨きでは届かない歯周ポケット内のクリーニングおよび、バイオフィルムの機械的除去

予防歯科のホームケア
歯科医院での定期検診も大切ですが、日ごろからのホームケアも重要になります。虫歯・歯周病予防で大切なのはブラッシングです。歯を長持ちさせるには、毎食後必ず丁寧にブラッシングしましょう。当クリニックでは、歯科衛生士による正しいブラッシング指導を行っています。

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