2014年1月28日火曜日

虫歯の仕組みなどの情報の紹介


虫歯の仕組み
ものを食べると、口の中には食べカスがどうしても残ります。口の中にいる細菌がこの食べカスを元にして、ネバネバしたノリのようなものを作り出します。これが歯垢と呼ばれるものです。砂糖などの糖分を多く含む食べカスは、特に細菌に好まれます。この歯垢の中で糖分が分解されて酸や毒素を作りだし、歯を溶かしてしまうのです。

虫歯の進行
c1、歯の一番外側のエナメル質が侵された状態。
c2、虫歯が象牙質まで達し、穴があいている状態。
c3、歯髄まで侵され、大きな穴があいた状態。
c4、歯肉から上の部分はほとんどなくなり、根だけが残された状態。

歯の神経に達している虫歯の対策(この状態になると根管長測定器や根管治療機器による治療が必要です。)
1、むし歯に犯された部分を完全に削り取り、感染した神経を除去します。
2、その後、何度か神経を消毒し神経の代わりとなる薬剤を詰めます。
3、そして土台を入れ、歯を削って型をとって被せものを作ります。
4、後日被せ物が完成したら来院していただき、歯と被せ物を接着剤で固定します。

虫歯のメンテナンス
虫歯をしっかり治療した後は、また虫歯にしないこと、新たに虫歯を作らないことが大切です。そのためには、虫歯予防の概念が必要になります。虫歯を削ってつめたことが、もう虫歯にならないことではありません。定期的なメンテナンスを受けることで、お口の中が永くより健康な状態で保っていきましょう。

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