2014年1月7日火曜日

インプラントの特徴と手術の紹介


インプラントの最大の特徴は、歯が抜けた後に顎の骨の中にそれを埋めることによて抜けた歯の代わりになり、そして新しい歯となって以前のように使えることです。そして今残っている隣の歯を支えにしたり、削ったりする必要がありません。歯の全くない人でも、まだ少し残っている人でも治療可能です。インプラント治療は歯科用インプラント装置が必要です。

1次手術
局部麻酔で、1次手術を行います。1次手術とは、純チタン製のインプラント体を顎骨の中に埋め込む手術です。傷の治りを良くするために、完全に歯肉で覆います。下顎では3か月、上顎では6か月、傷の治癒を待ちます。

次手術
人工の歯を取り付けるために歯ぐきを開いて、インプラントと口の中を交通させます。そして、そこにヒーリングアバットメントを装着します。手術の翌日に傷面確認と消毒を行い、1週間後に抜糸をいたします。その後、3週間から1ヶ月ほど歯肉の治癒を待ちます。

日本でインプラント治療が一般に普及したのは、今から30年ほど前です。最初の10年ほどはセラミックや非金属などで作られたインプラントが多く、現在と比べると成功率が非常に低い状態でした。しかし、チタン製のインプラントが主流になった現在では、その成功率は実に95%以上。非常に失敗の少ない治療法となりました。

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