PMTC及びバイオフィルムに関する情報

PMTCを直訳すると専門家による器械を使った歯のクリーニング」で、さまざまな器具を使って、ホームケアでは除去できない歯や歯周ポケットの汚れをきれいに落とします。PMTCは治療ではなく予防の概念で行いますので、スケーリングやルートプレーニングにより歯石を取り除いてあることが前提となります。

PMTCを受けたあと、指や舌でさわってみると、歯がつるつるしてたいへん気持ちのいいものです。これを知ると、定期的に受けたくなるでしょう。できれば半年に1回、少なくとも1年に1回は受けるようにしたいものです。PMTCを行う時に超音波スケーラーを利用することがあります。

歯磨きとの違い

汚れを取って磨くだけなら、自分の歯磨きと大きな違いは無い様ですが、歯磨きで落とすことができない汚れがあります。歯磨きで落とすことができない汚れバイオフィルムといってこびり付いた状態の細菌の塊で、歯周病や虫歯の温床になってしまうため、研磨剤や専用機器を使用して磨き落とすと歯周病や虫歯の予防には大変効果があります。

バイオフィルムの詳しい情報

ミュータンス菌など歯の細菌が集合体を作り、歯の表面に形成された膜の事をバイオフィルムと呼びます。バイオフィルムが形成されると、抗菌剤やフッ素などの虫歯予防のための薬剤が歯の表面まで到達しない為、十分な効果が期待されなくなります。

http://www.zetadental.jp/category-1959-b0-超音波スケーラー.html