2014年7月1日火曜日

歯周病を進める原因と歯周病の予防、治療法の紹介

歯周病とは歯の周りの歯ぐきや、歯を支える骨などが破壊される病気で、かつては歯槽膿漏と呼ばれていました。歯と歯ぐきの境目に細菌が入ることが原因です。症状は歯肉が赤く腫れて、ブラッシング時に出血することから始まりますが、痛みは全くありません。さらに進行すると、歯肉の中にある歯を支えている骨が溶けて、膿が出たり歯がグラグラしてきます。この時期になると、やっと痛みや腫れをともないます。そして、最後には歯が抜けてしまいます。

こんな事も歯周病を進める原因
プラークや歯石の他に口を乾燥させる口呼吸、歯周組織に負担をかける歯軋り、磨き残しの出やすい歯列不正、甘味や粘性の強い食べ物、煙草、免疫機構に影響を及ぼす糖尿病、ストレス、生活習慣、加齢や骨粗鬆症、薬物等色々な原因が考えられます。

歯周病治療の目的は歯とその周囲の組織に付着した汚れを徹底的に除去する事です。この目的を達成するためには、患者さん自身による正しいブラッシング、歯科医師側で行われる歯石除去などが不可欠であり、進行した歯周病の場合には噛み合わせの治療や矯正治療が行われることもあります。一部分の歯周病を治療する器材はオートクレーブでの消毒が必要です。

歯周病を予防するためには
PMTCとは歯科衛生士によるプロフェショナルなクリーニングのシステムです。みなさんの普段のホームケアーだけでは磨き残しがあるため新しい虫歯・歯周病が発症していきます。PMTC(歯科医院専用の器具)を用い徹底的に細菌の除去を行うことにより歯を守ることが可能になります。

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