2014年5月17日土曜日

ホワイトニングの特性と持続時間について


ホワイトニングとは、加齢や生活習慣、遺伝などで黄ばんでしまった歯を、白く漂白する審美治療の一種です。ブリーチングと呼ばれることもあります。ホワイトニング治療は歯を削ったり、被せ物をしたりするのではなく、薬剤を塗ることにより漂白する方法になります。方法は大きく、自宅で行うホームホワイトニングと、歯科に通院して行うオフィスホワイトニングの2つに大きく分類されます。ホワイトニングの前に超音波スケーラーのような器材で歯石などの汚れを取ることを勧めます。

オフィスホワイトニング
クリニックで、歯の表面にホワイトニング(漂白)効果の高い高濃度のホワイトニング剤を塗り、光を照射するなどして、薬剤を活性化させ、短時間で歯を漂白する方法です。

ホームホワイトニング
ホームホワイトニングは、歯科医院で自分の歯に合わせて、マウスピース状のトレーを造ってもらい、それと処方されたホワイトニング剤を持ち帰り、自宅で行う方法です。診断と準備は歯科医師がしてくれますが、装着は自分で行うのが特徴です。

効果の持続時間について
歯質やホワイトニングの種類にもよりますが、数か月~1年程度持続します。ですが、残念ながらホワイトニング効果が永久に持続することはありません。患者様の歯の性質や生活習慣によって異なりますが、飲食物などの日常生活における外因性着色や、年月とともに色調が濃くなるという自然現象等が原因で、術前の状態に戻ってしまうのが留意点です。


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