2014年5月4日日曜日

歯周病になりやすい食事と予防


歯周病とは歯を支えている骨が何らかの原因によって溶かされてしまう病気です。近年、歯周病患者の増加が著しく日本人成人の約80%が歯周病に感染しています。もはや歯周病は「国民病」「生活習慣病」といっても言い過ぎではありません。残念ながら、一度溶けてしまった骨を元に戻すことはできません。それだけに、歯周病を予防し、進行を抑えることが重要になってきます。歯周病を治療する時に専門な歯科機器が必要です。

歯周病と全身の関係
口の中は全身の中でも微生物、細菌などが最も多く存在している場所でもあります。そしてあらゆる全身疾患と歯周病の関連性が近年の研究により指摘され始めています。歯周病との関連を挙げられているものには呼吸器系疾患、心疾患、糖尿病や不妊、早産などがありますが、なかでも糖尿病との関連は深く糖尿病は歯周病を悪化させる大きな原因のひとつでもあるのです。

歯周病になりやすい食事
1全体に少食、ミネラルやビタミンが少なく、砂糖、脂肪が多い食事
主食がパン、おかずは肉類が多く、果物は毎日、お菓子はほぼ毎日食べる、野菜は少ない。
砂糖入りの飲み物を毎日飲む。
2食べすぎや美食傾向、外食が多い
食が多く、そのため肉、脂肪、たんぱく質、カロリーが過多になり、ビタミン、ミネラル、食物繊維が大幅に不足。珈琲、炭酸飲料、タバコなどのし好品が多い。

歯周病を予防するには
なんといっても口の中の清潔を保つことです。正しい歯みがきを毎日行いましょう。しかし歯ブラシだけでは、歯と歯のよごれを完璧に取り除くことが非常に困難です。歯間ブラシやデンタルフロスなど使うのも効果的です。 定期的に歯科検診を受けることも予防の大切な手段の一つです。普段のブラッシングではとれない歯の汚れや、歯石を取り、口の中の健康をチェックします。

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