2014年4月29日火曜日

歯周病の検査法と初期治療について


歯周病は虫歯同様、口腔内の細菌により、歯の周りの組織が破壊される病気です。成人の約80%が罹っていると言われていいます。自覚症状があまり無いことから軽視されがちですが、歯を失う大きな原因となりますので注意が必要です。

歯周病の診査方法
1ポケットの深さの測定。
2レントゲンによる骨の吸収程度の確認。
3噛み合わせの審査。
4歯周病菌の測定を行ない、口の中の細菌の種類と数の検査を行います。
5プラーク量の検査を行います。

初期の歯周病の治療
初期の歯周病では、歯石の付着している部分が、歯ぐきの内面のごく浅い部分に付着しているため、超音波スケーラーや、ハンドスケーラーなどを使用して、無麻酔で取り除きます。スケーリングだけでは、取りきれないような歯ぐきの少し深い位置にある歯石を取り除き、さらに歯石が付いていた根の表面を滑沢な面に仕上げます。

歯周病は治療が終わってからが肝心です。せっかく健康を取り戻したのですから、この状態を維持していくことが重要です。毎日のブラッシングと規則正しい生活、歯科医院による定期検診が必要です。お口の健康をいつまでも保ちましょう。

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