2014年4月8日火曜日

虫歯の原因、進行と治療の紹介


虫歯は、日常の歯磨きで落とせなかった歯垢が原因で起こる病気です。プラーク内に潜む虫歯菌が口内の食べ残しに含まれる糖分を栄養とし、酸を出すことで、歯が溶かされていきます。初期の虫歯は痛みがなく、異変に気づいても放置してしまいがちです。しかし痛みが出てからの処置では、治療により多くの手間や費用がかかってしまいます。

C1C4の虫歯について
C1虫歯の初期段階で、歯の表面だけが虫歯にかかっている状態です。C2この段階では、象牙質にまで虫歯が進行していますが、まだ神経にまではとどいていませんC3虫歯がさらに進行し、神経にまで達しています。C4歯の根の先にまで虫歯が進行します。

治療
虫歯治療の方法にはいろいろありますが、基本は「取り除く」ことです。穴が開いてしまった状態では自然治癒しません。エナメル質が溶け出していない場合はもう一度石灰化して元の健康なエナメル質に回復することもありますが、基本的には細菌に犯されてしまった病的な歯質は取り除く必要があります。病的な歯質は取り除く後、詰め物と被せ物で穴を補います。虫歯治療を行う時に歯科タービンを利用することが必要です。

予防
フッ素は虫歯の予防に有効です。
フッ素を毎日使用することにより、虫歯の発生は約1/2に減少します。フッ素入り歯磨き材を歯ブラシに付けて歯を磨くことにより、全ての歯にフッ素を作用させることができます。

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