2014年4月9日水曜日

矯正治療に関する四つな質問


乳歯のみの場合にも矯正治療は開始した方が良いですか?
全てが乳歯の場合でも矯正治療を行なうことがありますが、基本的には重症な場合(上下のアゴの骨のバランスが悪い場合、特に受け口や下のアゴが左右に曲がっている場合)以外は大人の歯が生える頃まで様子を見ることが多いです。また指しゃぶりなどの悪い癖によって起こる不正咬合の場合は、できるだけ早く歯並びを悪くする原因を取り除くために治療することがあります。

歯を抜かないで矯正治療ができますか?
あごと歯の大きさや、上顎と下顎のバランスが良い状態で歯が並ぶためのスペースがあれば、抜歯せずに治療します。子どもの矯正治療は顎骨の成長を利用できるので歯を抜かずに済むことが多いようです。抜歯するかどうかは精密検査に基づいた正確な診断によります。矯正の前には歯科レントゲンによる検査は必要です。

笑うとl歯ぐきが目立つのですが、矯正で改善出来ますか?
歯ぐきが目立つ原因として、上顎の位置が上の唇の位置に対して下方にあることが考えられます。23mm程度であれば、簡易な矯正治療のみで上の前歯を上方へ移動させることが可能です。

大人でも治りますか?
いくつの方でも矯正治療は可能です。2030歳代では全く問題ありません。しかし、成長期の方は少しでも早い方が良いでしょう。

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