2014年5月7日水曜日

審美歯科で用いる素材の紹介


審美歯科治療では、歯の詰め物には主にセラミック素材が使われます。一般的に保険診療で使用される金属製の素材と比べ、変色・変質しにくく軽い上に耐久性にも優れます。また、金属アレルギーが心配な方にもおすすめです。

ジルコニア
白さ・強度・生体親和性などの面において優れた素材です。詰め物・被せ物として広く用いられます。透明感においては、オールセラミックよりやや劣ります。

オールセラミックとは、金属やレジンを一切使用いていない、セラミックのみで作られた歯です。透明感に優れた綺麗な仕上がりで、長期間使用しても変色が無く本物の歯と見分けがつかないほどの質感を実現します。また、金属を使用していないので、加齢に伴い歯肉がやせてきた時に歯の根元部分に黒いラインが見えてくることもなく、前歯の治療に非常に適しています。

ハイブリッドセラミックとは、レジン(プラスチック)にセラミックのフィラー(繊維)を混ぜ合わせた素材歯科材料です。ハイブリッドセラミックはセラミックが含まれている分保険のレジンよりも変色しにくく、白さが長く維持出来るという特徴があります。また、オールセラミックと比べると柔らかく、かみ合わせることで天然の歯のように少しずつ磨り減って来るため、向かい合う歯や周りの歯を傷めません。

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